四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

御礼申し上げます

こんにちは。

 

別居のためオヤジ(夫)に家を出てもらいました。

・・・ということは!

このブログ「四コマオヤジの事件簿」は もう続けられないかもしれません。何せ事件を起こすオヤジがいないのですからねぇ😬

過去を振り返れば、まだまだネタは出て来ます。掘れば掘るほど、ここ掘れワンワンと出て来ます。

だけど、今は、それももういいかな。という気持ちです。

 

このブログを始めた頃は、数々の事件を笑い話にして吹き飛ばしてしまおう…と考えていました。笑ってしまえばスッキリするかも、無かったことにできるかも…とも考えていました。

ところが、意外にも私の気持ちは違う方向に動き始めたのです。

 

過去をほじくり返しているうちに、結婚してからのこと、いえ、もっと前のオヤジと知り合った頃からのことが思い出されました。

そして、

  ああ、初めからそうだったんだ!

  ずっとずっと、私は困ってきたんだ!

と、今更ながら実感として受け止める結果になりました。

あの時もこの時も、なんとか帳尻を合わせようと自分一人で悪戦苦闘し、普通の家庭っぽく見せるよう取り繕ってきたのだと思います。私が頑張れば何とかなるはず。私さえ頑張れば…と。

8年前 鬱と診断され治療を余儀なくされた後でさえも、この孤独な闘いを続けてきたことになります。

 

オヤジの奇異な言動が子供たちに影響を与えないように、さりげなく辻褄を合わせました。外でオヤジが失敗をしたら、すぐさま尻拭いをして元の鞘に収めようと努めました。

その日々の苦労は積み重なり、いつの間にか私の心身を衰弱させていました。見た目は整えられていても、私の心の中では全く消化しきれていなかったのですね。

 

人間、そんなに強くはありません。

もちろん私の場合かもしれませんが、ひとりで背負い耐え抜けるほど私は強くありません。

うちのオヤジは、はたからは普通に見えます。一緒に住んでいない限り、たぶんこの気持ちは分からない。

 

「どの家にだって何らかの苦労や問題はある」

と、度々言われてきましたが、そんなことは百も承知、問題の大きさのケタが違うと思うのです。私が努力したところで、我慢したところで、何一つ変えることができないという現実。オヤジの前では、私の力など無意味なものでしかなかったわけです。

 

そして、過去と現在が繋がってきたように、未来も同じように繋がっていくことへの恐怖が私を襲い出しました。

  これからもずっと変わらない。

  この先もずっとずっと苦しい。

 

私自身も歳をとり、気力も体力もこれから下降線をたどる一方です。息子たちのためにも、せめて自分が元気でいなければ! 勇気を出して今の生活を変えてみよう!

その第一歩が、今回の別居という決断です。

 

この先どうなるのか、それはまだ分かりません。もしかしたら今回の記事が最終回になるかもしれませんし、まさかの展開が起きて「四コマ事件」が再び始まるかもしれません。私にその望みは全くありませんけどね💧

 

とにもかくにも、今日まで応援してくださった皆様に一区切りのお礼を申し上げます。

  🙇‍♀️🙇‍♀️ありがとうございました🙇‍♀️🙇‍♀️

 

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続いたらどうしましょう。お楽しみに(?) ち〜ん

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、経験を成長の種に出来る人でありますように・・・

 

☆全てわが家の場合です。ご了承下さい☆

 

別居完了?

こんにちは。

 

今日ついに夫の荷物の運び込みが終わりました。

連日準備をしながら、なんだかいろいろ考えてしまって・・・ 昨日はTwitterに泣き言を呟いてしまいましたよ。

たくさんの方に励ましのコメントをいただいて、何とか気を持ち直したところです。

 

泣き言というのは、

別居準備を進めているうちに、何だかオヤジ(夫)が可哀想になってきたのです。

オヤジアパートの整理をしていると、自分の住む場所になるというのに、横でオロオロするばかりのオヤジ。

買い物に行けば分からない事だらけで、何が何やらアップアップしているオヤジ。

オレはやれる、とカッコつけようとするのですが、失敗ばかりして惨敗。

 

どうしてオヤジはこうなのだろう。どうして何も上手く出来ないのだろう。右も左も分からない生まれたての赤子のまま大人になってしまったようなオヤジが、もうすぐ私にも放り出されてしまう。

それが可哀想で、切なくて、なんだか申し訳なくなり、涙が止まらなくなりました。

そんな気持ちをぼろぼろ泣きながら呟きました。

 

この別居は、実家にも義実家にもまだ内緒です。実家の老齢の母には心配をかけたくないし、義実家に知られれば私が責め立てられるに決まってます。

オヤジには以前、義実家の義兄に相談したら?と話しました。しかし、プライドなのか叱られるのが怖いのか(おそらくこちら)、オヤジは義実家に知らせませんでした。

 

ほんとはね、

義実家か その近くにオヤジを行かせたかったのです。オヤジが私を頼りにしないように。どのみち頼りどころが必要ならば、義実家を頼ってほしいと願いました。

オヤジはそれを断固拒否。やはり義兄に叱られるのが怖かったんだと思います。義兄に叱られるとますます萎縮することは想像できたので、とりあえず今回はオヤジの意思を尊重しました。

 

今回は、です。

もしもこの先、オヤジが私を頼りまくるようであれば、私の方から義実家に知らせ、オヤジを連れ戻してほしいとお願いするつもりです。

 

そうではなく、オヤジが一人暮らしを曲がりなりにもこなせるようであれば、それはそれで喜ばしい! と思うのも私の本心です。

そうなってくれれば、次のステップも考えやすいかなぁ。

 

まだまだ別居生活のスタートラインに立ったところですから、先のことは全く想像できません。

 

先ほど家族5人そろって夕食を済ませ、夫を送り出しました。

また少し涙が出ました。

 

  オヤジ〜〜〜〜〜ッ!!!

 

   頑張れよ〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!

 

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そんな気持ちでいます。

 

不思議です。ずっと、ず〜っと苦しんできたのに、こんな気持ちになるなんて。

このブログにも何度か書きましたが、オヤジは根は悪い人ではないのです。悪気なく「四コマ」をやってしまう人なのです。さてさて これからどうなることか・・・

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、苦境からも立ち上がる人でありますように・・・

 

別居準備4日目

こんにちは。

 

オヤジ(夫)はご丁寧に2日の休暇を取っておられます。土日を合わせて4連休。自分のことには、マジご丁寧なオヤジ殿。

 

そして、4日連続でオヤジの世話をしなければならないと思うと、身震いしかない私です。ぷるぷるぷる。

 

 * * *

 

別居準備中、数々の逸話を残しつつあるオヤジ。今回も3連発🥶🌪

 

①夏物

オヤジは服にもこだわりがあるので、ある時から干渉するのをやめた。

それでも今回ばかりは、手を出さねば終われない。

衣替え用に使っている衣装ケースを2つ空けて、とりあえず分かる範囲で入れた。

 

それを見たオヤジ、

「オレの夏物はこれだけか!?

 シャツとか まだあるはずだけど!?」

と。

 

「あなたが何でもかんでもクリーニングに出すから、どこかにぶら下がってると思うよ。これからは、洗える物は自分で洗えるようにならないとね!」

 

逆に責められたオヤジ。

 

 

②最後の頼み

オヤジ、

「引っ越す前に一つだけ頼みたいことがある。これだけは是非ともやってほしい。」

 

「何?」

 

 (オヤジ… この後に及んで何を言い出すのか?)

 

 

「このパジャマ(チョー厚手)を洗ってほしい。」

 

  どひゃ〜〜〜〜〜っ!!!

  ママにでも頼めば〜〜〜〜〜っ!!!

 

 

と思うものの それは不可能なので・・・

「別居したらコインランドリー使うんでしょ? 練習してきたら? コインランドリーの使い方は私知らないから、教えてあげられないよ。」

 

何も言わなきゃ黙って洗濯するのに、要らぬことを言って これまた却下されたオヤジ。

 

 

③オヤジ住居の鍵

またしてもオヤジ、

「家の車のキーホルダーにも、オレのアパートの鍵つけてた方がいいよね?」

 

「何で? アパートの整理が終わったら、私はもう行かないつもりだよ。」

 

 

 「ええーーーっ!? 

 

    そーなのぉーーーっ!?!?!?」

 

 

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   驚くな〜〜〜〜っ!!

 

 

オヤジが驚くことに驚きます。何故別居するのか、どうして追い出されるのか、これっぽっちも理解していないようです。

でもね、

オヤジが理解できないことを、私は理解しています。何を言っても理解しない、何を言っても違った解釈をするオヤジと、25年間も暮らしてきたのですから・・・

 

別居したら、自分は何もできない男だったとオヤジは自己理解するでしょうか? 

期待なんてしませんよ。

オヤジには、もう何一つ期待してません。

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、期待に応えてくれる人でありますように・・・

 

yonkomaoyaji.hatenablog.com

 

別居準備3日目 

こんにちは。

 

3日目ともなると、私も心身共にきつくなってきました。なるべく穏やか〜に送り出したいわけですが、とうのオヤジ(夫)が かなりの興奮状態で、いつにも増して訳の分からないことばかり言い出します。

深呼吸、深呼吸。ここさえ乗り切れば!と思う反面、別居すれば本当に今よりマシになるのか?とちょっと弱気になったりしてます💧

 

  オー  ノーッ !!!

 

今日は名場面3連発でお許しください(笑)

 

 * * *

 

①一段落

オヤジがガタガタうるさいので、気晴らしに息子と買い物に出た。私もチョー疲れているので、昼食にはパンを買って戻った。

 

ガツガツ ガツガツ

周りのことなど気にせずに食べまくるオヤジ。

 

「おとうさん? それで5つ目だよ?」

「オレはたくさん動いたからな!

  腹が減ってるんだ!」

 

いやいやいや。みんな2〜3個で十分やし。

 

パンをのせていた大皿を空にしたオヤジ、

「一段落したら、あっちの家に行ってくる。」

 

「一段落って何が?」

 

 

「ん? 休憩だ。」

 

 

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 昼寝に「一段落」言うな〜〜〜〜〜っ!!!

 

 

②記憶

オヤジ、

「これを機に、布団を買い替えようと思う!」

 

「へ? おとうさん給付金もらった時、買い替えたじゃない!」

 

「そんなことはしていない!

  もう かなり長く使ってるぞ!」

 

 

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 記憶喪失かいな〜〜〜〜〜っ!

 

給付金を一度私にドヤ顔で渡し、翌日に奪い返して布団を買い替えたことを すっかり忘れているらしい。

証拠のブログがこちらになります。↓↓↓↓↓

yonkomaoyaji.hatenablog.com

 

③どうしても食べたい「どん兵◯」

うちには、大晦日に食べなかったどん兵◯が2つ残っている。年越しそば用。

 

「あそこにあるどん兵◯、誰も食べないのなら引っ越しの時に持って行く。」

「どうぞ。食べたいなら引っ越し前に食べても全然いいよ。」

 

数日後。私の入浴中にドアを叩くオヤジ、

「明日の食パンを買い忘れているようだから、明日の朝はどん兵◯を食べる!」

「朝から?」

「食パン買ってないんだろ!?」

「うん、忘れた。でもご飯は炊くよ?」

 

「いや、もったいないからどん兵◯にする!」

 

 

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 理由になってね〜〜〜〜〜っ!

 

  食べたいなら、

   食べたいって言っとくれ〜〜〜!!!

 

わざわざ風呂場に押しかけて来て言うことかいな? あと10分待てんのかいな?

 

 

疲れます。ただでさえクタクタなのに、四コマ事件が起こり過ぎて、もうノックアウト寸前です。翌朝美味しそうに、ズゴゴー ズゴゴー どん兵◯を召し上がっておられました💧  ち〜ん

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、あなたの想定内で会話できる人でありますように・・・

 

別居準備2日目

こんにちは。

 

今日は別居準備2日目でした。

午前中はオヤジ(夫)部屋の片付けを・・・と話したのですが、これがなかなか進みません。

「この際いらない物は処分しよう。必要な物だけ持って出よう」と伝えました。しかし物にも衣類にもオヤジにはそれなりのこだわりがあり、私が片付けてはならないと言うのです。

加えて、私はもう長いことオヤジ部屋に足を踏み入れておらず、オヤジの持ち物の把握は ほとんどできていません。

ぼろっちい物で溢れているオヤジ部屋。私一人ならさっさと片付けるのですが、横からオヤジが云々かんぬんうるさく言うし、興奮しているのか少々怒り気味。

こんな時には間を置かねば・・・と時間や距離を置いたりして、ますます はかどらないのです。とほほ。

 

 * * *

 

今日のメインイベントは、家電量販店に行って冷蔵庫と電子レンジを買うこと。

置くスペースのサイズは既に昨日測っているし、私一人で十分なんだけど・・・

 

やっぱりついて来るらしい。

 

オレの金で、オレが買う。オレが使うんだからな。お前はアドバイス係だ。

オヤジの言い分はこんな感じ。

  うー、めんどい。

 

 

さて家電量販店に着くと、私の背後にオヤジがビタッと付きまとう。

 

いくつか冷蔵庫を物色して、

「これくらいが良いんじゃない?」

と伝えると、

うへうへとドアを開けたり閉めたりガチャガチャうるさいオヤジ。

 

「本当はあの位置なら左開きがいいだろうけど、このサイズだと右開きしかないね。」

と言えば、

「オレは そんなことは気にしない。」

と。どうやら気に入った様子。

  気にせ〜や。

 

その後、電子レンジを物色。

オヤジは食パンなら焼いて食べれるから、トースト機能付き。

トースターでしか焼いたことがないオヤジは、かなり不服。新しいことが苦手。

  知らんわ。

 

2つの家電を決めて、店員さんを探す。これ、いつも私の仕事。オヤジ、人に声をかけられない。

 

「すみませ〜ん! これをお願いしたいんですが、来ていただけますか〜?」

と声をかけた。

 

  ビタッ

 

ぬぬぬ???

オヤジが私の背後に張り付いた。

 

ち、近い。

背中がゾクゾクする。

離れんか〜〜〜いっ!!!

 

振り向いてみると・・・

 

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  ギョギョギョ〜〜〜〜〜ッ!!!

 

オヤジ、不安に怯える子犬のような顔で立っている。私を盾に、一歩引いた後ろで固まっている。

 

そう。オヤジは初めての人が苦手。自分の立ち位置がつかめない。

そして、

私がしばらく会話していると、

途中から急速に自己肯定感を高め、

急激に強気になって再登場。

 

「いくらか便宜図ってもらいまひょかー」

 

最後まで黙っててくれないかな。モヤモヤ モヤモヤ、ムカムカ ムカムカ。この背筋が凍るような嫌悪感を、どなたか分かってくれますか・・・?

 

普段はオヤジと こんなに関わることがないのです。なるべく関わらないようにしています。食卓以外は2〜3メートル以上距離をあけるのが同居の必須条件。

この別居準備で異常なまでに近づいてくるオヤジに、ゲプッ ゲプッ と私の胃からは何かが上がってきます。胸を叩いて押さえ込んでいる始末。無理無理。心も体も拒絶反応。

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、あなたを盾にするような人ではありませんように・・・

 

帰り際のオヤジ…  「炊飯器だけどさ〜」 もーええっちゅうねん😵‍💫😮‍💨😩

 

別居準備1日目

こんにちは。

 

いよいよ本日、オヤジ(夫)が別居先アパートの鍵を受け取りに行きましたよ。

そこからがもうすごい。

「ちょうどお昼が近いから外で何か食べてくる。」

と。

おそるべし外食力。チャンスは決して逃さない。

 

帰宅したのは13時前。

外食してくる必要がありましたか?

午後からはアパートについてきてほしいと言うので、私は昼ご飯の準備をして息子に食べさせ、夕食の下準備まで始めていましたよ。

 

その姿には目もくれず、オヤジは昼寝のため自室へと消えました。

 

 * * *

 

さて午後からは、私と息子も一緒にオヤジのアパートへ向かった。(重度自閉症の息子は留守番させられないので常に同行です)

 

「じゃあまず、カーテンのサイズから測ろうか。」

と私。

カバンからメジャーを取り出したオヤジ。

「ん? どこを測るんだ?」

 

  ゲッ???

 

仕方なく私が測り始めた。

「ここからここまでを測れば、カーテンの幅が分かるよ。ここからこう測れば、長さが分かるよ。」

 

説明しながら計測。

オヤジ、いそいそとメモを取り出した。

 

「えっ!? 何だって!? 何センチ!?」

 

「じゃあ次は冷蔵庫を置く場所のサイズね。

 ここからここまでが横幅。奥行きがこの長さ。

 マックスで測って、

 それより小さいサイズの冷蔵庫を買うよ。

 ここにコンセントが2つあるから、

 冷蔵庫の上に電子レンジが置けるね。」

 

「そんなことは分かってる!!

 で!? 何センチだっ!?」

 

まだ書いてなかったのかい?

仕方なくもう1回測りなおす。

 

「あとは・・・

 洗濯機は買わないって言ってたけど、一応測る?

 脱衣かごなんかを ここに置けばいいし。」

 

「そうだな!! 高さもな!!」

 

「高さも?」

 

「そこに蛇口があるじゃないか!!」

 

え? 洗濯機置かないなら それいらないよね?

ま、いいか。機嫌を損ねてもなんだし。

 

「ここは内寸を測るよ。この中に物が収まるようにね。」

 

こうやって、その他にもクローゼットだのなんだのを計測した。

オヤジは何度も聞きなおしながらメモ係。結局 最初から最後までメモ係。

 

ある程度の物の置き場所を決める。これも私の仕事。ここにテレビ用の配線がある、ここにコンセントが2つある、ここには◯◯を置こう・・・ 

   ああ、しんど。

 

 

「冬物と夏物はロフトを利用して入れ替えればいいね。」

と提案すると、

 

オヤジ、

 

「いや、

 それは今の家でやろうと思ってる!!!

 必要な時に持って来ればいい!!!

 全部ここには入らないしな!!!」

 

 

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  ギャ~~~~~~~ッ!!!

 

   オヤジ、

    自宅と行き来する気、

     満々かよ~~~~~~~っ!!!

 

 

そこでダメ出し。

「そんな甘えたこと考えちゃいけないよ。

 せっかく部屋を借りたんだから、

 ここで全部やれるようにならないと。

 自分の力で!」

 

 

いったい誰と話しているのか・・・。

初めて家を出る卒業したての子供かい?

私はオヤジの母親じゃーねえぞ?

 

 

卒業したての子供より、はるかに出来ることが少ないオヤジですが、本人は何でも出来ると思っておられます。この先どうなることか・・・ どうぞお楽しみに・・・(泣笑)

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、結婚以前に自立している人でありますように・・・

 

電子レンジ事件

こんにちは。

 

別居準備シリーズ(?)第2弾。

 

ある夜、何やらメモ書きを出してきたオヤジ。ちょっと相談があるから座ってくれということでした。

「何?」と問うと、

「引っ越し(別居)までのスケジュールなんだけど…」

と切り出しました。

 

〇日の午前中に鍵を受け取りに行く。その午後に部屋を見に行き、カーテンや冷蔵庫、その他のスペースサイズを測り、翌日買い物に行こうと思う。この2日間は一緒に動いてほしい。〇日に家電を入れてもらうよう頼もうと思うが、この日も一緒に来てもらった方がいいかな?

そんな話でした。

よしよし。私が教えた通り。

正直面倒くさいんだけれど、まあ、このへんまでは私が入らないとねぇ。本当はぜ〜んぶ私ひとりでやりたいくらいだけど。

 

 * * *

 

その後もねちねちと話し続けるオヤジ。

ストップをかけようと声をかけた。

「だからね、まずは部屋を見て、大きいものを入れてから次を考えよう。全部一回に済ませようとすると、物が多過ぎて絶対に片付かないよ。」

 

「だったら、これだけ教えて。」

「何?」

「電子レンジで、どんな料理が作れるんだ?」

 

「私は電子レンジで調理はしないよ。ケーキは焼くけど、他は温めくらいしか使わない。」

 

「電子レンジで作れる料理って何がある?」

「作らないから分からないって。」

「どうして教えてくれないんだっっっ!?」

 

オヤジ、やけに つっかかる。

 

「すごく こだわるね。電子レンジで何か作りたいわけ?」

 

 

「そりゃそうだろ!

 

  料理を作れるようになるのが、

 

     別居の一番の目的だろ!?」

 

 

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  ウガガーーーーーーーッ!!!

 

オヤジ、

まさかと思うけど、

料理を作れないことが、

別居の理由だと思ってる???

 

料理を作れるようになったら、万事オッケー、パーフェクト夫になれるとでも思ってる???

 

 

なんと言うか・・・

的(まと)が外れ過ぎていて・・・

ただただ驚くばかり・・・

 

そりゃあ、優しい旦那さんが料理までしてくれるのなら大ハッピーだけど、オヤジの場合はそうじゃない。

意思の疎通ができない、会話が成り立たない、周りの人に配慮できない、ギョッとする言動で嫌な思いをさせる、片付けができない、ゴミ出しひとつしない、だます、かくす、ごまかす、何でもかんでもやりっ放し、ゴロ寝、ゴロ寝、ゴロ寝・・・! 書き出したら止まらない。

 

これまでオヤジに訴えてきた私の苦しみは、いったいどこに消えてしまったのだろう。きれいさっぱり忘れたってこと? そもそも聞いてなかったとか?

 

 

今更オヤジの料理なんざ食べとうありませんよ。オヤジに料理なんて、みじんも期待してませんしね。

 

つーか、

こういう勘違い加減が、

考え方のギャップが、

ずっとずっと私を苦しめてきたんです。

 

は〜〜〜。

別居まで、もう少し、もう少し。辛抱、辛抱。

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、出来ることから始める人でありますように・・・

 

うどん事件

こんにちは。

 

この冬一番の寒波がやってきました。私の住んでいるところも寒いっ! ちらちらと雪が舞っています。

 

さて、夕食は「うどん」にしましたよ。

うちの息子たちは食べ盛りですから、うどんには薬味の他に、餅、きつね、かき揚げ、お肉をのせます。5人で5玉のうどんでは少々足りないかもしれないし、何よりオヤジ(夫)が物足りなさそうに人の器をジロジロ見回すのが嫌なので、オヤジには おにぎりもプラスします。

出先の長男から渋滞で少しだけ遅くなると連絡が来たので、先に4人で食べ始めることにしました。

 

「今日はおかわりがありません。足りなかったら、他の物で補って下さい。」

と、食事の前に伝えました。みんなの前で言ったのですが、実際はオヤジに「もうないぞ、諦めろよ」と釘を刺したのです。ほんと、恐ろしいくらいに目をギラつかせますからね、人の器にまで。お鍋に残している長男の分にも手を出しかねません。

ああ、恐ろしや。

 

 * * *

 

「いただきます」という言葉は、オヤジにとっては「よーい、どん!」。

今夜も勢いよく食べ始めた。

 ズゴゴー ズゴゴー ズゴゴー

オヤジのすすり音があまりにも激しいので、他の家族は時々箸が止まる。

とにかく、凄まじい。

うっ、と顔を見合わせてしまう。

すすり食べは毎日のことだけど、慣れるどころか、日に日に嫌気が増していく。

 

お昼も人一倍食べていたし、その後くっつり昼寝して、おやつもちゃっかり食べたオヤジ。よくもまあ、そんな勢いで食べられるものだ。

食事中、私は一切オヤジの姿を目に入れないようにしているが、汚らしい音は嫌でも耳に入る。耐え難い。オヤジがこうして立てる音や声だけでも、私の心はずっしり重くなる。

 

そうしているうちに、あっさり食べ終わったオヤジ。

 ジロジロ ジロジロ

息子たちの器に目を泳がせる。満足出来なかったらしい。

「おとうさん、お餅、もう一つ焼こうか?」

と聞けば、

「じゃあ、いただきます。」

と、こんな時だけご丁寧なお表現。

 

追加の餅を焼いていると、そこへ長男が帰宅した。

 

「ただいま。あ〜寒かった。」

 

「今日はすごく寒かったからね。熱々うどんで暖まりなさい。」と私はうどんの準備。

 

席に着いた長男、

「あれ? 僕のかき揚げは?」

 

「ん? そこにあるはずだよ!」

 

 

突如、オヤジ、叫ぶ。

 

 

 

「あーーーっ!!!

 オレが

  2個食べたーーーーっ!!!」

 

 

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  ❄️カッチ〜〜〜〜〜ン❄️

 

凍てつく空気

凍てつく家族  

 

「あ〜、悪い悪い。オレが食べちゃったよ。

 あれ〜? なんでオレ2個食べたんだろ?

 あはっ あははは〜〜〜」

 

こんな時、オヤジ、笑うよね。笑ってごまかそうとするよね。

 

  誰も笑わねーーよ!!!

   笑えねーーーーーよ!!!

 

あれだけオヤジに気を遣って準備したのに、まさか、長男用の後のせかき揚げに手をつけていたとは! 想像を遥かに越えるオヤジ殿であります。

寒い夜に、凍てつく家族。ぷるぷるわなわな震えるような事件が、度々起こってしまうわが家です😭

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、家族を震え上がらせる人ではありませんように・・・

 

炊飯器事件

こんにちは。

 

前回、ようやくオヤジ(夫)の別居先が決まったという話を書きました。

別居騒動開始から約2ヶ月です。

 

私はもう何年もの間、一度は別居してみたいと思ってきました。

この家にオヤジがいないってどんな感じだろう。オヤジと離れることで、私は少しでもラクになるのだろうか。それとも、名実ともに一家の主人(あるじ)となることで、今以上のプレッシャーを感じることになるのか。そのあたりを、自分自身に問いかけてみたいと思ってきました。

一方のオヤジの生活も気になります。一人暮らしになったオヤジは、どんな生活を送るのだろう。今まで頼んでもやってくれなかった数々のことを、一人暮らしになれば自分でやるのか。今まで通り何もやらずに、どんどん目も当てられない生活になっていくのか。やはり気になります。

 

オヤジには、このように伝えました。

「もし今私がぽっくり死んでしまったら、この家は立ち行かなくなるよ。あなたは今まで何もしてこなかったから。一人暮らしをして出来ることを増やしてほしい。私が死んでも、この家や息子を安心して任せられるようになってほしい。」

これもまた私の本心なのです。この心からの訴えに、オヤジがどう応えてくれるのか、くれないのか、やはり気になります。

 

もちろん初めから何でも出来るわけではないでしょうから(オヤジは出来ると思っているようですが)、別居先の住居は私がある程度整えようと思っています。 

オヤジが暮らしやすいように、やろうと思えばやれるように、最小限の物は揃えておくつもりです。多過ぎるとかえって混乱するでしょうからシンプルに。

 

 * * *

 

オヤジ、この2ヶ月の間に何回この言葉を口にしただろう。10回は超えたかも。

 

「炊飯器は何合用がいいかな?

 一人分だとどれくらいかな?」

 

「おとうさん、それ聞くの何回目?

 ついこの前も話したよ?

 キッチンのスペースには限りがあるから、

 まずは絶対に必要な物から考えようって。

 おとうさんの場合は、

 冷蔵庫と電子レンジは必ずいるよね。

 部屋を見て、置く場所を決めて、

 コンセントを確認して、サイズを測って、

 それから買いに行って、

 すぐに運び込んでもらえるよう段取らないとね。

 

 まずは生活に慣れて、

 そして余力ができたら、ぼちぼち次を考えよう。

 置く場所があるかないかもまだ分からないから、

 炊飯器は後回しね。

 今はレンジで炊ける物もあるよ。

 とにかく、必要最小限のものから始めよう。」

 

 

 

1週間後、

 

オヤジ、

 

 

「炊飯器は3合炊きぐらいが いいのかな?」

 

 

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  オ~~~~

    マ〜〜〜イ

      ガッッッッッッッ!!!!

 

 

何故そこまで炊飯器に固執するのか・・・?

 分からない!

  分からない!

   分からな〜〜〜〜〜いっ!!!

 

オヤジは食べることが好きです。自分では気づいていないようだけど、ものすごい執着が感じられます。食べる間はしゃべらないし、声をかけても聞こえないことがしばしば。

食べる=米=炊飯器  なのかなぁ?

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、段取り良くことを進められる人でありますように・・・

 

別居合意事件3

こんにちは。

 

ついに!

ついに!

ついに〜〜〜〜〜っ!!!

 

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オヤジ(夫)の別居先が決まりましたよ!!!

 

   やった〜〜〜〜〜っ!!!

 

 * * * 

 

ここにたどり着くまでに、いったいどれだけの月日を費やしたことか😭😭😭 

何ヶ月・・・なんて話ではありません。

オヤジが「四コマオヤジ(ASDアスペルガー)」だと気づき悩みに悩んで鬱になってから約10年。

違和感を感じてからなら20年。

結婚してからだと25年。

長い長い月日が経ちました。

 

ここで、あらためてお話ししますが・・・

私は、オヤジのことを「悪い人」だとは思っていません。の〜んびり、気まま〜に、自由〜に、生きている人です。特に悪事を働くわけでもなく、お酒もほどほどですし、ギャンブルもパチンコ程度(それも今はしていません)、女性問題にも縁がありません。

はたから見れば、「穏やかで優しくユニークな旦那さん」なのです。

でもそれは「はたから見れば」のこと。実際に配偶者として、夫として一緒に暮らしていると、他の人には想像できないほど苦しいのです。

 

「穏やか」というのは、妻や子に無関心だということ。無関心だから、一緒に楽しむことも喜ぶことも悲しむこともありません。同じ場所にいても、自分の好きなことをひとりで楽しむ感じです。

「優しい」というのは受動的だということ。自分から意見を言い出すことはなく、何でも受け入れるふうな態度を取ります。実際にはこちらの意とは違う受け取り方をしますし、すぐに忘れてしまうことがほとんどです。

 

よく使われる言葉に「意思の疎通ができない」というのがありますが、これぞまさしく!です。

いつもいつも私の言葉は一方通行。大事なことを相談しても返事は返ってきません。「こうしたらどうかな?」と聞けば「オレもそう思ってた」と。結局、決断するのはいつも私。責任を負うのも私。

一番の相談者であってほしい配偶者の夫がこうだと、もう十分に悲しいし苦しくなります。

 

ここまでなら、まだ何とか私も踏ん張れたかもしれません。うちのオヤジの場合は、はたからユニークと見られる部分が、たたみかけるように私を苦しめます。

「ユニーク」というのは、人と違った発想をするということ。オヤジはギョッとするような発想をします。

空気を読まず己の思うがままにに発する大音量の言葉。しかも人を蔑むことで自分を高めたがります。自己肯定感がめちゃくちゃ高いんです。

後先考えずに思いつきで突然の行動。何の相談もなく突然やらかすので、後始末や尻拭いが私に降りかかります。全て やりっぱなし。

やってほしいことはやってくれず、やってほしくないことはやってしまう。残念ながら、それがオヤジです。悪い人というわけではなく、夫として一緒に暮らすのが苦しいんです。

 

25年間続いてきた日常から一度離れ、よりよい方向を見出すために、来月からいよいよ別居生活を始めます。

 オヤジが独り立ちできるといいなぁ・・・

 

 

なんだか最終回みたいですね?

いえいえ、まだ分かりませんよ!

 

この先何が起こるかなんて、誰にも分からないのですから・・・

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、家族と楽しく生きてゆける人でありますように・・・

 

おこちゃま事件

こんにちは。

 

土日の夕飯。私だって少しは手抜きがしたい。そんな時は「うどん」「お好み焼き」「焼きそば」なんかが登場します。ワンプレートで済む料理です。作るのも簡単、片付けるのも簡単。いいですよね!

 

この事件簿にはお好み焼きの話題が何度も出て来ましたが、なんと、今回もお好み焼きの話です。恐縮です。

 

さて、今夜は家族が全員同じ時間に揃います。

息子たちが大きくなってからは、揃う頻度が本当に少なくなりました。仕方ないですね。家庭以外にも、それぞれに所属場所ができたのですから。それはそれで嬉しいことでもありますしね。

 

 * * *

 

昼食後、夕飯のメニューの話になった。

「夕飯は何?」と、オヤジ。

「今日はお好み焼きなんだけど、おとうさん以外はあまり喜ばないんだよね。」

「何で?」

「野菜が多いからかな。ボリューム的にかな。」

 

お好み焼きが好きじゃないなんて!

 まったく、あいつらは

 いつまで経ってもおこちゃまだな!」

 

 

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 ひえ〜〜〜〜〜〜っ!!!

 オヤジがそれを言うのか〜〜〜〜〜っ!!!

 

だいたい、お好み焼き自体がおこちゃまメニューじゃない?

そのお好み焼きに怖いほど目をギラつかせ、息子たちの様子なんてお構いなしにガツガツ食べまくるオヤジ。なんなら一番大きいやつはオレのものだと言わんばかりに、真っ先に箸をつけるオヤジ。うまっ、うまっ。 ガツガツ、ガツガツ。

 

お好み焼きの日は、わざわざ自分の分だけビールを買って来る。たいがい500mlの缶ビール。そのビールで流し込みながら、勢いよく食べ続ける。誰よりも速く、誰よりも大量に、オヤジは食べ続ける。マヨネーズをたっぷり付けて。

「もう無理だ。」

「もう入らない。」

「ラ〜スト!」

いやもう、誰も勧めてないから。見てるだけでお腹いっぱいになったから。どうぞもう箸を置いておくんなさい。

毎回毎回、そんな気持ちになる。

 

オヤジよ、

普通の父親はね、

周りの様子を見ながら食べるものだよ?

こんな大皿にのせた料理の時は特にね、

調子を合わせながら、

楽しくワイワイ食べるものだよ?

 

口を閉ざし誰にも負けまいと必死になるその姿、食べることに対する異常なまでの執着心。

この家族の中で一番のおこちゃまは、

 オヤジよ、

  あなたですからーーーーーっ!!!

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、気配り上手な人でありますように・・・

 

別居合意事件 2

こんにちは。

 

またもや別居騒動中です。今回もオヤジ(夫)は出て行く気満々(?)なわけですが・・・

 

どうにもこうにも、「それなりのイイ部屋」に住むつもりらしく、お家賃の時点で既にもめています。

 

私だって汚い部屋に住めと言っているわけではなく、ギリギリラインで何とかしてほしいと嘆願しているのです。 

 

私があれだけ説明して、オヤジも納得したかと思いきや、いざ不動産屋に行くと、それなりのイイ部屋に目移りしてしまうオヤジ。

帰って来ると、「ここがいい」と。

 

話しても話しても、いつの間にかオヤジの基準値が変わってしまいます。絶望して脱帽です。

 

私が探した部屋には難癖ばかり。「その辺り(地域)には暗いイメージがある」「オレが思っているのと違う」

全く具体性のない理解不能な難癖です。

仕事に行くための交通利便性、スーパーやコンビニ、その他の生活に都合の良い場所を提示しているつもりなのですが、オヤジの基準は全く違うところにあるらしく・・・

 

 ちったー、言うこと聞けよな!

 

 

頼むから、もう全部任せてくれないかな。今の今まで、25年間、全て私任せだったじゃないの! 今の家も、その前のマンションも、その前だって、私が探し出して引っ越しの手筈を整え、家族が暮らしやすいように工夫に工夫を重ねて作り上げてきたんじゃないの!

分かってる? 

オヤジ、あなたは何一つしてこなかったんだよ?

 

この救いようのない呪縛から逃れたい。もう勘弁してほしい。

 

 

 * * *

 

この後におよんで、

オヤジ、

 

「次の転勤先が決まってからでいいかな?

 通勤しやすい場所がいいからね ♪♪♪」

 

 

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 ウガーーーーーーーッ!!!

 

それっていつ!?

今の家から通える場所以外に転勤ないよね!?

次の転勤を待つ必要、全くなくね!?

 

 

「そうそう!フライパンとか どんなのがいいか教えてよ ♪♪♪」

 

 ウゲーーーーーーーッ!!!

 

それが先!?

部屋も決めてなくて、ガスか電気かさえ分からないのに!?

どれだけ食べることに執着あんの!?

 

 

「苦しいから別居したい」「一緒にいると死にたくなる」…どれだけ言葉を重ねても、

オヤジの頭は自分の都合が良い方にばかり動くわけで・・・

 

今の私に出来ることと言えば、

「神様仏様、助けて下さ〜い!」

と、祈ることしか残ってないのです・・・

 

 

でもね、

めげませんよ。

あきらめません。

私は私を守りたいし、私の人生を守りたい。

 

その時期がついに来たのだと信じています。

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、守るべきものを守れる人でありますように・・・

 

専用トイレ事件

こんにちは。

 

今回の話は、ちょいとバッチイです。お食事等の時間を避けてお読みください😭

 

今の家に越して来て5年半ほどになります。今だから告白しますけど、「家庭内別居」をするつもりで購入した(させた?)中古の一軒家です。

オヤジ(夫)に2階の1部屋をあてがって、普段私が過ごすLDKから遠ざかってもらおうという魂胆でした。

こう書くと聞こえが悪いですが、その時はなんとか踏ん張ろうという気持ちがあったことを、どうぞお察し下さいませ。

 

それでもなかなか思うようには行かず・・・今もなおカサンドラ の大海原を漂っている私です💧

 

 * * *

 

オヤジのトイレは長い。

その上スマホを持ち込む。

長いから持ち込むのか、持ち込むから長いのか。

 

マンションに住んでいる時は悲惨だった。

5人家族にトイレが1つ。それをオヤジが占領するからたまらない。

「子供が行きたがってるよ!」

と、ドアの外から声をかける。

「あー、分かった、分かった。」

と、出てくる。

出て来れるんだったら、とっとと出て来いよ、と思う。

この生活が20年も続いてたことになる。

悲惨だったな。

 

今の家には1階と2階にトイレがあって、2つあるからにはオヤジと共用なんてしたくない。

「おとうさんはトイレが長いから、2階のトイレを使ってね。下のは皆んなが使うから、使わないようにお願いします。」

ちゃんと理由も付けて頼んでおいた。ちなみに2階のトイレは、オヤジ部屋の隣りにある。バッチグー。

 

補足すると、1階のトイレは便器便座リフォーム済み。これももちろん私が段取ってやってもらった。

本当は2階のもリフォームしたかったけど、オヤジがこのままでいいと言うからそのまんま。洗浄便座くらい替えようと言ったけど、「洗浄は使わないからそのままでいい」と。

 

ところがどっこい、いざ入居するとオヤジが1階のトイレを使いたがる。

「皆んなが困るから2階を使って!」

と伝えるけど、

「2階のトイレは洗浄ができないじゃないか!」と。

 

あれだけ言ったのに・・・ねぇ

 

しばらく経って、オヤジに申し出た。

「2階のトイレも洗浄便座を付け替えようよ。何度も言うけど、おとうさんのトイレが長いから、皆んな困ってるんだよ。必要なら私がちゃんとやり替えるから。」

「いや、それならオレがやる。」

 

ここからが長い。「やる」と言って、オヤジがやったことは ほぼない。何度も声をかけるが動かない。

1年ほど待ったが、まだ動かない。

 

トイレに行き惑う家族4人。たまらない。

ついに私が動くことにした。

家電量販店に行き、アレコレ物色し、お店の人に相談して、取り付けの日時を決めた。

 

そうオヤジに伝えると・・・

 

「なんで勝手に決めたんだ!

 オレが決めたかった!!!

 オレの使いたい機能が分かるのか!?」

 

 

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だったら、

 さっさと行動しろーーーーーーーっ!!!

 

皆んな、

 迷惑してるんだよーーーーーーーっ!!!

 

 

トイレの話でごめんなさい。

今回はトイレのことを書きましたが、全てのことがこうなんです。結局最後は私がやる。やらないと家族が困るから、私がやるんです。ああ、疲れます😵‍💫😵‍💫

 

1階のトイレをリフォームしてもらった時、便座だけならご主人でも交換出来ますよ、と言われました。いえいえ、うちのオヤジにはできませんよ。何せチョ〜不器用ですから(笑) (泣)

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、家族を困らせない人でありますように・・・

 

通販事件

こんにちは。

 

実父が亡くなって4年半になります。

実家は兼業農家でした。父は田舎の小さな町工場で働いていて、夕方帰宅してから田畑の仕事をしていました。家のメンテナンスも、家電の掃除や季節毎の入れ替えも、父が黙々とこなしていました。私が思い出す父は、働いている姿ばかり。

工場を退職してからは少し余裕が出来て、田畑仕事の合間に母と2人でドライブに出かけたり、孫たちを公園に連れて行ったり。

少々ぶっきらぼうな面もありましたが、親兄弟、子や孫・ひ孫のことをとても大事にする父でした。

 

そんな父が病に倒れ、遺す母のことを心配しながら他界したのが4年半前になります。

 

父を見送るのに喪用の着物を来たわけですが、なんと、草履の底がパカッと外れてしまいました。何せ着物と一緒に買ってもらったのが30年ほど前。履くのは祖父が亡くなった時以来2回目。

父との別れを惜しみながらも、足元は常にパカッパカッ。

哀しく、切なく、少々笑える思い出になりました。

 

その2年後には甥っ子の結婚式で、別の草履がまたパカッ。使わないうちに、どんどん劣化してしまったのでしょうね。

 

 * * *

 

さてさて、この秋にもまた甥っ子の結婚式に呼ばれることになりました。

コロナの影響で、身内だけの慎ましやかな式でしたが、一生に一度のことですから、式を挙げられただけでも良かったなぁと思います。

少人数ですから、少しでも晴れやかになればと、私も着物を着ることにしました。ところが、探せど探せど草履が見つかりません。

ああ! そうだった!

パッカン草履だったので、折を見て新しく買い替えようと思い、前に処分したのでした。

 

近くにある呉服屋さんは、成人式用を主に扱うお店ばかり。中年の私が買うとなれば「お取り寄せ」。しかもお値段が立派。

いやいや。滅多に履かない物なのに高額を支払って、またパッカンしたらもったいない。

 

ここはもう、アレ。

アマ○ンで手軽なものを!

 

そうは言っても和装用の草履ですから、そんなに安くもありません。結婚式で履く用と、ついでに喪用の黒草履も購入すると1万円を超えます。

でも仕方ない。いざと言う時、無いと困ります。

オヤジ(夫)にも了承を得たので、勇気を出してポチッと購入。

 

 * * *

 

結婚式も無事に終わり、数週間が経ったころ。

郵便物を片手に、オヤジが声を荒げて言った。

 

「近頃、アマ○ンで買い過ぎじゃないか!?

    1万〇〇円も請求されてるぞ!!!

    いったい何を買ってるんだ!!!」

 

 

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 ウガーーーーーーーッ!!!

  もう忘れたのかーーーーーーーッ!?!?

 

オヤジと結婚する遥か前に買ってもらった草履が壊れましたので、この度通販でお安めの物を買わせていただきますが、2つ同時に買いますので合計金額が1万円を少し超えますが、よろしいでしょうか? 本当によろしいでしょうか?

念には念を入れ繰り返し相談し了承を得たにも関わらず、オヤジはすっかり忘れ、声を荒げて食いかかる。


そりゃあもう嫌になる。
もう十分嫌なんだけど、更に嫌になる。


この嫌〜な気持ち、減ることはないんですよね。ずっとずっと積み重なって、ふつふつと煮えたぎっています。
後は一気に・・・捨てるのみ?

 

ちなみにオヤジは通販できません。仮にできるようになれば何でもかんでも調子に乗ってポチッポチッとしそうなので、今後も決して薦めません。ええ、教えません。


今日のひと言
あなたの旦那様が、あなたの肩の荷をそっと下ろしてくれる人でありますように・・・

 

食卓事件

こんにちは。

 

4月から長男が新社会人として働き始めました。長男はすご〜く緊張屋さんで、オヤジ(夫)の傾向も若干受け継いでいるもので、本人も母である私も、なんだかんだと不安でいっぱいの新生活です。

最初の頃は頭痛や肩こりに悩まされていましたよ。何せ、幼少時からずっと緊張しーなのです。

仮採用から正規採用になり、少しずつ慣れていっているように感じます。

 

コロナが落ち着いている今、少人数での飲み会もちらほら。普段は「疲れた〜」と帰宅するのに、飲み会の日はふわふわ上機嫌になって帰って来ます。上司や仕事仲間にも恵まれているのでしょうね。

 

  長男、ファイト〜〜〜〜っ💪💪💪

 

 * * *

 

さて、半年が過ぎた頃から残業時間も長くなり、帰りの遅い日が増えた長男。

 

ほぼ毎日定時退勤のオヤジが、帰宅して夕飯をガツガツ平らげてから言った。

「〇〇(長男)はまだ帰って来てないのか?

 いよいよ

 ケイジョウテキに帰りが遅くなってきたな!」

 

「ん? 何て言った? ケイジョウテキ?」

 

「使い方、おかしかったか? こういうふうに使うんじゃなかったっけ?」

 

「・・・・・」

 

 

ケイジョウテキ? 頭の中で反芻し、オヤジの言いたいことを汲んでみて、念のためスマホで検索確認してみると、

どうやら

 

「経常的」ってことらしい・・・

 

 

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 使わねーーーよ!!!

  普通は、使わねーーーよ!!!

 

家庭の食卓で、

「経常的」なんて小難しい言葉を使うから、

周りはビクッとして箸が止まる。

目の前の食事が一気に色褪せる。

味がしなくなる。

頭の中がワシャワシャになる。

 

 

オヤジが何を言い出すか、オヤジが何をしでかすか、それがもう恐ろしくて、毎日毎時身構える日々です。よほど体に力が入っているのでしょう。私の体はあちこちガチガチに固まって、頭痛、肩痛、腰痛、めまい、耳鳴り・・・と、メンテナンスが追いつきません。    ち〜ん

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、心地よい会話を出来る人でありますように・・・