四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

リサイクルショップ事件

こんにちは。

 

魔の3連休がやってきました。

この3連休というのが、私にはかなりツライ。

2日ならかろうじて我慢できるオヤジのゴロ寝も、3日続くとものすご〜く重たいストレスになって のしかかります。

 

動かないの?

まだ動かないの?

 

 

  * * *

 

 

昔はアレお願い、コレお願い、と頼んでいたけれど、

アレもしない、コレもできない、となると、頼むこと自体が面倒になってしまった。

 

「頼む」・・・って、

頼りにする、期待する、信じる、

そういうことだろうから、

オヤジには不向きな言葉だと分かってしまった。

 

簡単なことなら一応頼む。

アレ取って、コレ運んで、くらいなら。

それでも、後回しにして忘れてしまったりするのだから、もうお手上げ〜〜〜!

 

 

そんなオヤジが、

ある日、突然、

口を開いた。

 

「リサイクルショップに行って来る。」

「へっ? 何を持って行くの?」

「服。」

「服? 何の服?」

「タンスを片付けたから、いらないものを持って行く。」

 

「おとうさん、リサイクルショップで売れる服なんてないでしょう? ボロボロのやつなんて持って行ったら駄目だよ。」

 

「なんで?」

 

「なんでって・・・  リサイクルショップって、ブランドの人気の物とか、ほとんど着てない綺麗で状態の良い物とか、そういうのじゃないの?」

 

「それは向こうが決めることだ。」

 

 

た、確かにそうかもしれないが、

 

安物の、

ヨレヨレの、

ボロボロの、

擦り切れて、

色褪せた、

オヤジの服なんだぞ!

 

「おばさんからもらった、1回も着てない服が何着かあったよね? それだけにしたら?」

 

「じゃあ、ほかの服はどうするんだ? 

 捨てるのか? もったいない!」

 

もったいない、なんてレベルじゃない。リサイクルショップでの様子を知り合いにでも見られたら、私だって子どもだって恥ずかしい。笑い者になってしまう。どうにかして説得しなければ。

 

「何年も着て、捨ててもいいようなTシャツとかも入れてるんでしょ? 誰かに見られたら恥ずかしいよ。やめてほしい。

役所の裏にリサイクルボックスがあるから、私が明日出しに行くよ。そのまま置いてて。」

 

「じゃあ、オレが今からそこに行く。」

 

 

長いバトルがようやく終わった。

      あ〜、疲れるぅぅぅ〜〜〜

 

 


 

 

しばらくして帰ってきたオヤジ。

 

「くそーーっ! 腹が立つ!」

 

「どうしたの?」

 

 

 

「あんなにたくさん持って行ったのに、

         たったの40円だった。」

 

 

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リサイクルショップに、

持って行ったのか~~~~~~~~!

 

あれだけ言い聞かせたのに~~~~~~~~!

 

バトルは終わっていなかった~~~~~~~!

 

いや、

 私の話を、

  聞いてもいなかった~~~~~~~~~!

 

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、リサイクルショップにむやみやたらと持ち込まない人でありますように・・・

 

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   なんという名の花だろう?