マッサージ事件
こんにちは。
寒い、というより冷たい日が続いています。
こんな寒空の下、わが家ではオヤジが1週間の休暇中。ますます寒いわ〜💦
※大雪で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
* * *
オヤジの実兄から電話がかかってきた。
喪中ハガキが届いたそうで、オヤジにお参りに行ってくれと。
親戚のご不幸を知らなかったみたい。
オヤジにどんな関係の方なのか聞いてみた。
「子供の頃に家に何度か遊びに行った。」
と。
「ん? で、どんな関係の方なの?」
「さあ。」
「父方? 母方?」
「さあ。」
オヤジ、本当に自分の親戚のことを知らないなぁ。
でも、兄から頼まれたのだから、行かないわけにもいかない。
午前中は耳鼻科に行く予定があったので、午後からお参りに行くことにしたようだ。
「おとうさん、そんなボロボロな格好で行ったらいけないよ。お参りに行くんだし、20年近く会っていない方だから、きちんとした格好で行かないと。」
「葬式に行くわけじゃあるまいし。」
「礼服とは言わないけど、スーツかジャケットくらいは着た方がいいよ。」
「そうかなぁ・・・
とにかく先に耳鼻科に行ってくる。」
昼にご飯を食べ、一旦昼寝。
その後、消えるようにス〜ッと出かけて行った。
夕方戻って来たオヤジ。
ヨレヨレになったオレンジ色のジャンバーと、
ミラクルに着古して裾のほつれたジーンズ。
やっぱりその格好か~~~~~~~~い!
そのボロボロの服は駄目だと言ったのに~~!
頼むから、
オヤジ、
少しは言うこと聞いてくれー!!!
* * *
1週間休暇をひとり満喫したオヤジ。
ラーメンも3回は食べたみたいだし、映画も観た。何を観るのか聞いたけど、内緒だとか。帰って来てテーブルの上に冊子をのせた。
「鬼滅の刃」
どうして内緒にする必要があったのかな?
さて、
最終日の今日は、だ〜い好きなマッサージ。
朝から、るんるん。
「お昼も外で済ませて来る。」
と 張り切って出て行った。
「おとうさん、今日はどんなマッサージをして来たの?」
「全身マッサージと、ハンドマッサージ!」
「ハ、ハンドマッサージも!?」
「そっ!
ここのハンドマッサージが、
すっごく気持ちいいんだよなーーー!
いつもやってもらってるんだ!!!」
うらやまし過ぎるぅぅぅぅぅぅ!!!
二十数年間、
窓1枚 拭いたことのないその手を、
毎回ハンドマッサージ!!!
私の手は、
毎日の水仕事で、
こんなにヒリヒリしてるのに~~~~~~!
今日のひと言
あなたの旦那様が、大掃除くらい手伝ってくれる人でありますように・・・