四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

100回記念 たねあかし

こんにちは。

 

何ということでしょう!

今日は100回記念‼️

 

面白いようで面白くなく、笑えるようで笑えない。そんな話を書き続けて100回までたどり着いてしまいました。

 

私の話はオヤジ(夫)の愚痴です。愚痴も100回続けると、だんだん虚しくなってきましてね。

 

今回はたねあかし? となります。

 

 * * *

 

息子が大病を患った時、オヤジが「四コマオヤジ」であることに気づいた、と以前書きました。

 

この人いったい何なの? 何者なの?

ずっとこうなの? これからどうなるの?

私と子ども達はどうすりゃいいの?

 

・・・ぐるぐるぐるぐる考え過ぎて、私はとうとう心身の不調に苦しむようになりました。

 

悩んだあげく、オヤジの実兄を引き連れて( オヤジには内緒で )、心療内科へ行くことに!

オヤジは実兄の言うことなら聞くので、実兄に助けてもらおうと思ったのです。

 

心療内科では、「大人の発達障害」という言葉が出ました。

当時 はやってましたものね、この言葉。

今では「大人の」は消えてなくなりました。発達障害は生まれもったものだから。( 私はとうに気付いてましたよ。)

 

ところが、医師の話はこう続きます。

 

50歳近くにもなって、もう何もできることはない。変わらないよ。変えられない。

こういうタイプは、周りの人の方が苦しくて疲弊する。

 

今 一番必要なのは、あなたの心のメンテナンスだよ。

 

 

 オーマイガッ!!!

 

 

私は心療内科にお世話になり、鬱の薬を処方されました。

薬をあれこれ変えてもらいながら、1年半〜2年くらい飲んだかな。

 

鬱の薬って、すごいの。

心も体も支配されていく。

最初は心地よかったけれど、ある日ね、

あれっ? 

これって私じゃなくなってるよね? 

と感じたわけです。

 

それでもって、今までできていたことができなくなってきて、息子の世話をチョンボするようになった。

 

息子は重度の自閉症。24時間介護が必要。もちろん当時は特別支援学校に通っていたけれど、昼夜を問わずほんとにお世話が大変で。

この子が生まれてから、ずっとずっと頑張ってきたんです。オヤジがあんなふうだから、ずっとずーっと ひとりで頑張ってきた。

その子のお世話にチョンボが出てしまう。

 

これは、まずい。

自分が自分でなくなって、かわいい息子をみてあげられない。

だめ、だめ、これじゃ。

 

鬱の薬、やめました。

鬱の薬は強烈なので、その依存性から抜け切るのに3ヶ月くらいかかったけど、どうにか自分を取り戻しました。

 

しかし、現実には「四コマオヤジ」がいて、重度の息子を抱えて、あと2人の息子達も、やっぱりオヤジの血を受け継いでいて・・・

やらねばならないことが、私に託されたことが、まだまだたくさんあるような気がしています。

 

だから、

 私の戦いはこれからも続いていくのです。

 

 

 

現在の用語でまとめてみると、

 ↓↓↓↓↓

 オヤジ ===  自閉症スペクトラム

         ( ASD  アスペルガー受動型・尊大型 )

 長男 ===  軽~く傾向あり

 次男 ===  重度自閉症

 三男 ===  軽~く傾向あり

 私 ===  こういうわけで、カサンドラ

 

ちなみに助けを求めたオヤジ兄、まったく助けてくれません。はは〜ん。そういうことね。

 

※  鬱の薬をやめる時は、きちんと医師の指導を受けました。医師の指示を守りましょう!

 

 

今日のひと言

自閉症がもともとどういう理由で発症するものかは分かりません。でも遺伝する可能性があるのは確かみたい💧 オヤジの家系、濃ゆ~~~っ! 

 

 

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