四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

センサーライト事件

こんにちは。

 

1年半くらいの前こと。

中3だった息子が塾に通い始めました。学校が終わってから塾に行くので、帰りは毎日真っ暗。冬場は行く時から真っ暗。

彼が自転車で行き来するのに、鍵の穴がよく見えません。

 

そこで、駐車場にセンサーライトをつけたらどうだろう?と考えました。

 

もちろんオヤジ(夫)にも話したけど、たいした反応もなく、考えているふうでもない。

 

うちの駐車場は車2台分のカーポートがあるものの、4本の柱で屋根を支ているだけ。センサーライトをどこに付けても雨ざらしになってしまいます。家の方も総2階建てだから、軒(のき)なるものが存在しません。

 オー ノー!

 

何度も何度も駐車場に出てみては、あーでもない こーでもない、と思索しました。外壁に穴を開けるのも怖いし・・・ となると、乾電池式?・・・

あーでもない こーでもない。

悩ましい。

 

 

家電量販店でセンサーライトを探してみましたよ。いろんな種類があるのですねぇ。お値段もいろいろ。

防雨機能は必須ですが、そこそこのお値段の物でも「大雨・台風時は耐えられない」と書かれています。雨ざらしの場所では無理っぽい。しかし、どう考えても雨ざらし。

 

何度か足を運んで、

仕方あるまい。そこそこのお値段の物をつけてみるか。大雨・台風にも耐えてくれ!

くらいの気持ちで購入しました。鍵穴が見えればOKほどの小さめセンサーライトです。

 

取り付け位置は、やはり高い場所になります。人が2mほどに近づくと、パッ✨と点灯して体や足元を照らす感じでしょうか。

 

ふむふむ。

 

脚立の出番です。

 

脚立の上で両手を上げっぱなしで作業するのはかなりキツイ。暑くもない季節なのに、へんな汗がダラダラ。

慣れている人なら簡単なのでしょうが、私の場合はへんな汗がダラダラ。

 

あーーーっ、やっと出来たーーーーっ!

 

 

こうして無事に、三男の自転車を照らすことに成功しました。

 

が、誰かが家の前を通る度に、パッ✨

ゴミ出しの日など人通りが増えるので、

パッ✨ パッ✨ パッ✨

けっこうな頻度で輝きを放ちます。

 

それから月日が流れ、大雨が降り、台風が来て、ついには点灯したりしなかったりするようになり、いつの間にか灯がつかなくなりました。

 

 

この春、長男が自動車を購入しました。

カーポートは2台分だから、その隣に1台を止めることになります。

3台目のスペースは小さく、軽自動車がやっと。

オヤジの通勤用軽自動車を置くことに。

 

しかし、オヤジは運転が下手。

駐車も下手。

 

バック駐車すれば後ろの壁にぶち当てそうです。

 

長男と相談して、オヤジ車のために停止目印ラインを引いてやることにしました。ホームセンターで、スプレーペンキとマスキングテープを買って来て、メジャーや何やらを使ってどうにかラインを引きました。

 

ああ、めんどくさい。

不器用なオヤジのために、こんなことまでしてやらねばならないのか。

 

オヤジはラインを頼りに、どうにか駐車できるようになりました。時々ラインをはみ出していて、危なっかしいけど。

 

 * * *

 

数日が経ち、オヤジが言った。

 

「あのライト、もうつかないの?

 暗い時、ラインが見えにくいんだけど?」

 

 

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 おやっ!?

 

それはもしかして!?

 

センサーライトのことでしょうか!?

 

 

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それをまさか!?

 

また私が!?

 

修理、もしくは付け替えを!?

 

するってことですか〜〜〜〜っ!?

 

 

 

案の定、オヤジは言うだけ言って、センサーライトを触ることもしませんよ。

センサーライトに限らず、いつもこうなんですけどね。

「自分でやれば?」

と言ってみても、聞こえないのか、聞こえないフリをしているのか・・・

私が行動するのを、1ヶ月でも、1年でも、じっと待つことができます。

 

 誰かがやるまで待っとこ〜〜〜〜 ♪ ♪ ♪

      ってスタンスらしい・・・デス

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、何でもかんでも人任せにしない人でありますように・・・