四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

別居準備2日目

こんにちは。

 

今日は別居準備2日目でした。

午前中はオヤジ(夫)部屋の片付けを・・・と話したのですが、これがなかなか進みません。

「この際いらない物は処分しよう。必要な物だけ持って出よう」と伝えました。しかし物にも衣類にもオヤジにはそれなりのこだわりがあり、私が片付けてはならないと言うのです。

加えて、私はもう長いことオヤジ部屋に足を踏み入れておらず、オヤジの持ち物の把握は ほとんどできていません。

ぼろっちい物で溢れているオヤジ部屋。私一人ならさっさと片付けるのですが、横からオヤジが云々かんぬんうるさく言うし、興奮しているのか少々怒り気味。

こんな時には間を置かねば・・・と時間や距離を置いたりして、ますます はかどらないのです。とほほ。

 

 * * *

 

今日のメインイベントは、家電量販店に行って冷蔵庫と電子レンジを買うこと。

置くスペースのサイズは既に昨日測っているし、私一人で十分なんだけど・・・

 

やっぱりついて来るらしい。

 

オレの金で、オレが買う。オレが使うんだからな。お前はアドバイス係だ。

オヤジの言い分はこんな感じ。

  うー、めんどい。

 

 

さて家電量販店に着くと、私の背後にオヤジがビタッと付きまとう。

 

いくつか冷蔵庫を物色して、

「これくらいが良いんじゃない?」

と伝えると、

うへうへとドアを開けたり閉めたりガチャガチャうるさいオヤジ。

 

「本当はあの位置なら左開きがいいだろうけど、このサイズだと右開きしかないね。」

と言えば、

「オレは そんなことは気にしない。」

と。どうやら気に入った様子。

  気にせ〜や。

 

その後、電子レンジを物色。

オヤジは食パンなら焼いて食べれるから、トースト機能付き。

トースターでしか焼いたことがないオヤジは、かなり不服。新しいことが苦手。

  知らんわ。

 

2つの家電を決めて、店員さんを探す。これ、いつも私の仕事。オヤジ、人に声をかけられない。

 

「すみませ〜ん! これをお願いしたいんですが、来ていただけますか〜?」

と声をかけた。

 

  ビタッ

 

ぬぬぬ???

オヤジが私の背後に張り付いた。

 

ち、近い。

背中がゾクゾクする。

離れんか〜〜〜いっ!!!

 

振り向いてみると・・・

 

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  ギョギョギョ〜〜〜〜〜ッ!!!

 

オヤジ、不安に怯える子犬のような顔で立っている。私を盾に、一歩引いた後ろで固まっている。

 

そう。オヤジは初めての人が苦手。自分の立ち位置がつかめない。

そして、

私がしばらく会話していると、

途中から急速に自己肯定感を高め、

急激に強気になって再登場。

 

「いくらか便宜図ってもらいまひょかー」

 

最後まで黙っててくれないかな。モヤモヤ モヤモヤ、ムカムカ ムカムカ。この背筋が凍るような嫌悪感を、どなたか分かってくれますか・・・?

 

普段はオヤジと こんなに関わることがないのです。なるべく関わらないようにしています。食卓以外は2〜3メートル以上距離をあけるのが同居の必須条件。

この別居準備で異常なまでに近づいてくるオヤジに、ゲプッ ゲプッ と私の胃からは何かが上がってきます。胸を叩いて押さえ込んでいる始末。無理無理。心も体も拒絶反応。

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、あなたを盾にするような人ではありませんように・・・

 

帰り際のオヤジ…  「炊飯器だけどさ〜」 もーええっちゅうねん😵‍💫😮‍💨😩