思春期事件
こんにちは。
◎せつない内容となっています◎
子育てとはままならぬもので、
思うようにはいきません。
子供とて、ひとりの人間。
自分の意思も意志も持っている。
学校へ行けば友達もでき、
新しいことを学んでいて、
いつの間にか、
私の知らない世界の中で、
彼なりの人生を築いています。
当たり前のことなのに、
どんどん私の手から離れていって、
どんどん分からなくなって、
それが、
嬉しい時もあり、寂しい時もあります。
今回は、長男の思春期の話です。
私にとって初めての子、
初めての子の思春期。
== 悩ましい時期でした ==
* * *
中3の長男、
思春期・反抗期の真っ只中・・・
学校の話も、友人関係の話も、
機嫌が良い時にボソボソっと話すだけ。
ハードな部活で疲れているのか、
悩みでもあるのか、
イライラして、ぶすっとして、
母である私が何か尋ねても、
「知らない。」
「関係ない。」
「自分でする。」
しまいには、
「うるさい!」
と、去って行く。
しかし、大事な話もある。
学校からは、
進路について家庭で話し合うようにとせかされる。
このことだけは話さなければと思うが、
やっぱり長男は黙る。
ある時、私はまた実家に帰る用事ができた。
次男と三男を連れて行く。
オヤジに相談してみた。
「おとうさん、
◯◯と二人になるチャンスだから、
男同士でちょっと話してみてくれない?
私が言っても聞こうとしないから、
受験校のことを話してみて。」
「分かった。話しておく。」
「期限が迫ってるから、絶対にね!」
「分かったよ。」
ここはやっぱり男親の出番でしょう。
人生の先輩として・・・
( いや、そこまでは期待していないが、)
とにかく父親になら口を開くかもしれない。
そうであることを願いつつ、私は実家へ行った。
翌日の午後に戻ってみると、
家の中には長男が一人。
「おとうさんは?」
「知らない。」
「おとうさんと何か話した?」
「何もしゃべってない。
朝起きたら、ここに弁当が一つあって、
もういなかった。」
べ? 弁当が一つ・・・?
なんですと~~~~~~~!!!
夕方戻って来たオヤジを問い詰めた。
「おとうさん、どこに行ってたの?」
「ちょっと用があって。」
「◯◯と進路の話、してくれた?」
「あーーー、
すっかり忘れてたよーーー!」
その後トイレに消えるオヤジ。
ラーメン、ラーメン、
ラ~~~メ~~~~~~ン!
どこまでラーメンを食べに行ったのーーー!?
妻が家を留守にする。
さ~て、このスキに何をしよっかなぁ ♪ ♪ ♪
ゲーム?
ラーメン?
マッサージ?
他に大事なことはないのですか~~~~~!?
あはは・・・また笑えない話でしたね ~( T-T )~
今日のひと言
あなたの旦那様が、父親の出番を心得ている人でありますように・・・