四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

デイリーニュース No.6

こんにちは。

 

夕食時、

めったにしゃべらないオヤジが、

しゃべり出した。

 

しゃべらない・・・この件については、

後日説明するとして、

とにかく食べることに集中 or 執着するので、

オヤジはめったにしゃべらない。

 

 

そんなオヤジがしゃべり出した。

 

 

こんな時は、きまって仕事の話。

何か面白いことがあって、

聞いてほしいのだろう。

 

 

認知症のおばあさん (お客さん) の話だった。

 

 

しかし・・・

 

 

 

 

 

オヤジの話は要領を得ない。

 

 

しかも、

 

途中から、

 

ウホッ ウホッ

 

と 自分でウケながらしゃべるので、

 

 

ますます何のことだか分からなくなる。

 

 

だが、

 

合いの手はほしがる。

 

 

仕方なく、

「ふん。ふん。」

「それで?」

と 合いの手は入れる。

 

 

ウホッ ウホッ

 

 

 

結局、

 

どんな状況だったのか、

何が話の主旨だったのか、

 

私には分からないまま、

長い話が終わった。

 

 

オヤジは満足げな顔で、

自分の部屋へと消えていった。

 

 

 

 

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ふーーーーむ。

 

今の話によると、

おばあさんは認知症とは言えない気がするなぁ。

 

むしろ、

オヤジよりもしっかりしているような?

 

どの部分で認知症だと思ったんだろう。

 

オヤジは楽しそうにしゃべってたけど、

 

笑えるところあった?

 

オヤジの勘違い? 思い込み?

 

 

ふーーーーむ。

 

分からん・・・

 

 

  * * *

 

 

オヤジは今頃ゴロ〜ンと横になって、

テレビでも見てるんだろうな。

 

オヤジの話を聞いて、

私が困惑しているなんて、

思わないよな・・・

 

それを誰かに聞いてほしくて、

こんなふうに書かれてるなんて、

 

ぜーったい、思わないよね・・・

 

 

 おかげさまで、幾分すっきりしました。

             ぐふっ