四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

オヤジのひととなり

こんにちは。

 

60回を記念して、今回は普段のオヤジの様子を記してみたいと思います。いったいオヤジがどんな生活を送っているのか、気になりませんか? 気になりませんよね💦 あはは💦

 

 

オヤジは普通に会社員。

 

会社での様子は分からない。

 

お客さん相手の仕事だから、ちょっと気にはなる。突拍子もないことを言って、怒らせたりしてないかなぁ、と。

 

でもまあ分からないのだから仕方ない。家での様子を記します。

 

 

 * * *

 

 

《おやじの平日》

 

朝起きてくる。

「おはよう。あー、眠い。」

 

テレビ、ピッ。

 

新聞を読みながら、朝食。  

 

無言。

 

テレビにはツッコミを入れる。

 

朝のツッコミは、主に天気予報。

「げっ、暑そうだな。」

「うおー、寒くなるのか。」

「うえー、また雨かよ。腹立つなー。」

「まじかよ、勘弁してくれよー。」

 

子どもに向かって、

「雨が降りそうだから、傘を持って行けよ。」

なんてことは言ったことがない。

 

ただテレビに向かってしゃべる。寒くても、暑くても、雨でも、雪でも、自分の通勤だけが気になるらしい。

 

そう言えば、新聞にもちょくちょく突っ込んでるなぁ。

 

「行ってきます。」

  :

  :

  ( 仕 事 中 )

  :

  :

「ただいま。」

 

着替えて下りてくる。

 

テレビ、ピッ。

 

夕食はテレビにツッコミながら。

 

「ごちそうさまでした。」

 

しばしスマホいじり。

 

オヤジ部屋でゴロ寝タイム。

テレビかな、たぶん。

 

お風呂。

鼻歌 or 熱唱。

 

「おやすみー。」

 

ここからが長い。テレビ、パソコン、スマホ、ゲームで連日夜更かし。

 

平日は、こんな感じ。

 

 

もたろん、たまにはしゃべる。

だが、かなり一方的。

だから、家族は聞き流すことを覚えた。

私は仕方なく、あいづちを打つ。

 

私の話は聞く。

が、すぐに忘れる。

大事なことでも、きれいさっぱり忘れる。

 

 

 

 

《人間パーカッション》

 

オヤジは音を立てる。

 

歩く時、手のひらまたは指を器用に使って、腹をはじいて鳴らす。

パンパパパーン? ポポポンポン?

音を再現できなくて残念。

口笛もよく吹いている。

 

新聞や雑誌を読む時は、ページの端を指でパチパチはじきながら読む。

かなり耳につく。

 

うがい、必ず音程をつける。

勘弁してほしい。

 

重たいものを運ぶ時、

「へへっ、へへっ、へへっ・・・」

運び終わるまでつぶやき続ける。

 

食事時は最もひどい。

発するのは、

「あーむ、うまっ、あーむ、うまっ。」

毎食毎食、オノマトペ

 

汁物以外も汁物音。

ズーズー、ジュルジュル、ゾーゾー。

 

飲み込み音も、わざとらしい。

ンガッ、ンガッ、ンーガッ。

 

息子たちが嫌がって、やめてくれと頼む。

「ウケた!」と解釈。

調子づいて音量を上げる。

 

唇を舐める音なんて、必要か!?

と思うが、

やらないと気がすまないらしい。

文字表記できなくて残念。そりゃすごいよ。

 

テーブルを弾く。

両手を使って ピアニストふうに。

 

何かにつけ、感嘆詞をあげる。

ぎえーっ

ぎょっ

うおーっ

わわわっ

 

しかも声がでかい。

誰かに反応してほしいようだか、

日常茶飯すぎて、誰も反応しない。

それでもやる。

 

 

 

うるさい。

 一日中、うるさい。

 

しゃべらないのに、うるさい。

 

だから、人間パーカッション。

 

 

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「穏やかで優しそうな旦那さんね。」と、これまで何度も言われてきた。もしもオヤジが隣りの家の旦那さんだったら、たぶん私も同じことを言うだろう。

何を隠そう結婚するまでは、私も「穏やかで優しそうな人」だと思っていた。

 

しかし、同じ屋根の下に住んでいると、

 「四コマオヤジ」以外の何者でもない。

 

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、「四コマオヤジ」ではありませんように・・・