四コマオヤジの事件簿 

やってやれないことばかり

検尿事件

こんにちは。

 

4月になりました。私の住んでいる所ではまだ朝夕の寒暖差があり、家族の体調を整えるのに必死です。

4月と言えば、新年度の発育測定や健康診断があります。私の息子たちもそれぞれに受けました。

 

うちの次男は重度障がいがあります。特別支援学校の高等部を卒業して、今は福祉施設に通っています。この福祉施設でも「健康診断」があるのですね。

去年初めて施設内で受けたのですが、血液検査(40歳以上対象なので息子はしない)が行われているのを見て、怖くて走って逃げ回ったそうです。健診会場の部屋に入るのが、もう怖い。結局別室で簡単なものだけやってもらい、胸部のレントゲンは撮れないまま終わりました。

このままではいけない! ということで、今年は私が付き添うことになりました。しかし、次男と同じくらいの時間に家を出るとなると、かなり朝がバタバタです。

そこで・・・

 

 * * *

 

オヤジ(夫)に次男の検査用の尿採りを頼んだ。頼んだと言っても、普段のトイレは自分でできるから、横からカップに少し採るだけのこと。

期日の連絡が来て、まずはカレンダーに書き込み、

「おとうさん、この日は私も出るから朝が忙しいのよね。次男の尿検査をお願いしてもいい?」

「分かった。」

とオヤジ。

 

一週間前には念押し。

 

前日には、検査キットに名前を書き込み、オヤジが忘れないようにドアに貼る用のビラを作り、後は採るだけの状態にして、オヤジに託した。

 

 

私の朝は忙しい。お弁当作りに朝食準備、早く出るとなると洗濯も済ませておかなければ。ぬかりのないように、時計をチラチラ見ながらひとつひとつ片付けていく。

 

おや。2階で音がする。

頼む、無事に尿採り済ませてくれよ。

 

 ドタドタ ドタドタドタ

 

オヤジが現れて言った。

 

「大変だ! 尿は採れたが、水があふれた!」

 

 

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「へっ? どうして?」

 

「トイレの水があふれたんだ!」

 

「だから、どうして?」

 

「分からない。ティッシュが詰まったのかな。」

 

「えーーーっ!? そんなにティッシュを使ったの!? それともカップを流したの?」

 

「分からない。とにかくあふれてきたんだ!」

 

 ・・・分からないってどういうこと?

 

オヤジは慌ててまた2階に戻ると、びしょびしょのマットを持って下りてきた。風呂のフタの上に   ドンッ

 

「そんな所に置いたら汚いよ。フタまで洗わないといけないじゃない。」

 

「じゃあ、どうしろと言うんだ。」

 

「下に置けばいいでしょ!」

仕方なく私はそのびしょびしょのマットを手に取り、風呂の床に置いた。

・・・重い。・・・ああ、また洗濯か。

 

トイレの様子が気になるが、私もまだやらねばならないことがたくさんある。

仕方なく、オヤジにトイレの床を拭いて来るように指示。

 

拭き終えたのか、オヤジは何食わぬ顔で口笛を吹きながら再々登場。

 

どうにか長男と三男を送り出し、オヤジも出て行って、2階のトイレをチェックしに行くと、

 

 

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まだびしょびしょじゃん!!!

いったいどこ見てんの!?

マジ、時間ないし!!!

でもやらなくては!!!

 

 

 

・・・オヤジに息子の尿採りを頼むと、

 ↓  ↓  ↓ 

もう一回の洗濯機、

トイレから浴室まで点々と落ちた水の拭き取り、

トイレの大掃除、

風呂のフタ洗いまで付いてきた〜〜〜!!!

 

 

今日は忙しいんだってば〜〜〜〜〜っ \(T T)/

  ※ やはり今回も私の失策ですかねぇ💧

 

今日のひと言

あなたの旦那様が、100倍返しをしてこない人でありますように・・・