洗濯日和事件
こんにちは。
昨日今日と1泊で、久〜しぶりに実家の母の顔を見に行きました。
昨日は朝早めに出て、実家に到着後すぐに母を車に乗せ、亡き父との思い出の地、焼き物の里を訪れました。
母が手に取ったのは御仏壇に供える「仏飯器」。焼き物の仏飯器はあたたかみがあって、とても素敵でした。
亡き父にお供えしたいのでしょうね。
今日もとても良い天気。気温は4月か5月並みらしく20℃超え。母に、
「今日は何かしたいことある?」
と尋ねると、自分の両親のお墓参りがしたいとのことでした。
母の実家は山の中腹にあり、お墓は更にそこから登ったところにあります。83歳、杖をついて一歩一歩ゆっくりしか歩けない母ですが、もう何年も行けていないので是非行きたいのだと言います。
まずはお供えする花を買い、家から2ℓペットボトル2本の水を持参して、車で行ける所まで行って、そこから歩くことにしました。
めったに人の入らない山道は、木の葉や枝がたくさん落ちていて歩きにくかったでしょうが、母の目はキラキラと嬉しそうでした。
かなり急な坂も、苔のついた石の上も、一歩ずつ、一歩ずつ。
長い時間をかけて、ようやくたどり着きました。母は自ら花をお供えし、何かを話しかけながらゆっくり手を合わせていました。その表情は、まるで10代か20代の娘さん。母も愛し愛されて育ったのでしょうね。
「これが最後になるかもね。」
「またきっと来れるよ。」
そんな会話をしながら、またゆっくりゆっくり車まで戻りました。
こういう1泊2日を過ごし、気づけば走行距離は230キロ。私にとっても心に残る素敵な2日間でしたが、50代半ばの体には、やはり かなりこたえています。日焼けもほんのり・・・
* * *
こうしてヘトヘトになって自宅に戻ると・・・
ムンッ
???
熱い。
オヤジ(夫)、
ファンヒーター、エアコン、セーター!!!
そして、今回も・・・
洗濯物はカゴいっぱい。カップ麺のカラは異臭を放ち、片付けようとすると汁が垂れ、コップや皿も放置状態。
うぐぐぐぐ・・・
つ、つらい・・・
仕方なく洗濯機を回し、やっと干し終えて夕食を済ませ、お風呂をために行こうとすると、
あれっ!?
また洗濯カゴがいっぱい!?
これでもか! と分厚いオヤジのパジャマ。
エアコンつけっ放しの部屋で、そんなの着て寝られるのか??? と疑うほど分厚いオヤジのパジャマ。
何故 今ここに〜〜〜〜〜っ!?
もう夜だし!?
さっき洗濯機回したし!?
私疲れてるって言ったし!?
今日も昨日もポカポカ洗濯日和だったのに!?
どうして、
わざわざ、
このタイミングで、
私に洗わせようとするわけ〜〜っ💢⁉️💢
と、一応言ってみましたが、
一言も何も言わずオヤジは去って行きました。
オヤジはこの週末もまた、一人でラーメン屋とマッサージにでもルンルンと出かけたのでしょう。どうせね。
今日のひと言
あなたの旦那様が、あなたの留守中にもあたたかい心を忘れない人ありますように・・・