公園事件
こんにちは。
天気がいいと、動きたくてムズムズしてしまいます。性分ですね。じっとしていると、なんだか、もったいなく感じます。
家にこもる日もあるのですが、そうすると、今日は何もしなかったなぁ、何かすれば良かったなぁ・・・と、夜になって後悔してしまいます。
思い起こせば、子供の頃から外遊びが大好きで、中学・高校生の頃も早朝ジョギングをするのが日課でした。今と違って平和で安全な時代だったし、住んでいたのが田舎でもあったので、心置きなく外を出歩くことができていました。
良い時代でした❗️
懐かし〜〜〜❗️
COME BACK~~❗️
今回は子どもが小さい頃の、公園での出来事です。
* * *
理由は正確には覚えていないが・・・
オヤジがゴロ寝ばかりするので、
たまには子どもを公園に連れて行ってよ、
そう言ったような覚えがある。
それで、
オヤジが次男と三男を公園に連れて行った。
2時間ほどで帰宅し、オヤジは即、ゲームの世界に入り込んでいた。
幼い三男の話。
「お母さん、さっきね、公園で大変だったんだよ。」
「えっ? なにがあったの?」
「おにいちゃんが、女の子を泣かせちゃったんだ。」
「ええーっ! どうして?」
「よくわからないけど、けんかしたのかなぁ。おにいちゃんがパチンして、それで女の子が泣き出しちゃったの。」
「ええーーーっ!!!
おとうさんは?
おとうさんはどうしてたの?
ちゃんと、謝った?」
「それがね。」
「うん、うん、どうしたの?」
「おとうさんは、すべり台の上で順番を待ってたから、そこにはいなかったんだ。ぼく、呼びに行ったけど、間に合わなかった。」
つまるところ、
オヤジは2人をほったらかして、
すべり台の上にいた。
すべり台の上で、
自分がすべる順番を、
待っていた。
そう、
あの公園のすべり台は、
急降下型で、
確かに、
オヤジ好み。
以前 家族で行った時、
子どもより楽しそうにすべっていた。
「ヤッホーッ!」
とか言いながら・・・
ううううう。
私が愚かだったーーーーーー!!!
うかつだったーーーー!!!
まさかアノ公園まで車で行っていたとは!!!
ああ、
なんてことをしてしまったんだろう・・・
女の子ちゃん、ごめんなさい。おばちゃんの責任です。おばちゃんが悪かったのです。おばちゃんが、オヤジに任せたのがいけなかったのです。心から謝ります。ごめんなさい。
「おとうさん!
なんでちゃんと見てなかったの!?」
「・・・・・」
「おとうさん!!!
ゲームやめて、こっち見て!!!
話を聞いて!!!」
情けない。なんて、情けないのでしょう。私はオヤジに「ゲームをやめて」と叱る。「こっちを見て話を聞きなさい」と叱る。
私は決してあなたの母親ではないし、
そんな役目、
まっぴらごめんだ~~~~~~~~!
どうしましょう? 全く笑えない・・・
今日のひと言
あなたの旦那様が、すべり台を一人で楽しむ人ではありませんように・・・
スーツ事件
こんにちは。
先日、息子の成人の記念に、スーツを買いに行きました。礼服も一緒に。
紳士服専門のチェーン店。
今年度はコロナの影響で成人式も行われないかもしれないのですが、せっかくですから、記念写真だけでも撮りたいと思っています。
20年。いろいろあった20年。
どうにかこの日が訪れ、母としては本当に嬉しいですし、彼のこれからを応援したい、そんな気持ちでいます。
今回は、その時の様子です。
* * *
息子の初スーツ!
黒もいいけど、フレッシュな感じの紺色もいいなぁ。うっすら縦縞が入っているのもカッコイイ。ああ、このかすかなチェックも新成人って感じ!
うう〜ん。 迷うわ〜〜〜。
母はいろいろ考える。
だって一生に一度の、今しかない、今だから着てほしい服。迷うわ〜〜〜。
息子を鏡の前に立たせ、次から次へ上着を羽織らせてみる。
不思議なもので、試着すると似合う似合わないが歴然。
ハンガーにぶら下がった状態とは、全く違った雰囲気になる。
背格好や顔立ち、肌の色・・・、
性格や生き方みたいなものまでが、
服を選ぶような気がする。
おもしろい!!!
これはおもしろい!!!
ついつい私の方が白熱してしまった。
3つに絞ったところで、
ズボンもはいて、最終チェック。
息子は深い紺色の、細かいチェックがうすーく入ったスーツを選んだ。
nice choice !!!
続いてネクタイ。
店員さんにアドバイスをいただきながら、3本のネクタイを運んだ。
これがまたすごい。
内心、「えーっ、この色?」と疑っていた赤系のネクタイが、一目瞭然、ドンピシャ!
あ〜〜〜 楽しい〜〜〜!
時間はかなりかかったが、大満足の買い物だった。
ボソッと、
オヤジ、
「お前(息子)はえらいな。
オレはせいぜい、
試着して2つだぞ。」
だから似合わないんだよーーーーー!
自分の姿を鏡で見らんかーーーーーい!
せめてスーツぐらい、
店員さんに相談して、
買って来てくれよーーーー!!!
* * *
かつて、オヤジが自分でコートを買ってきたことがあった。
エスキモー
決して一緒には歩かないと誓った、
エスキモー
そうそう、アラブの大富豪ばりコートの時もありました💦 アレ、いまどこにあるんだろ?
※オヤジにコートが全く似合わないという意味であり、「エスキモー」の語に他意はありません。気を悪くされた方にはお詫び申し上げます。
今日のひと言
あなたの旦那様が、いくらかでも人の視線に気を配る人でありますように・・・
麦茶事件
こんにちは。
オヤジは歩くのが嫌い。
すぐそこのコンビニにだって車で行く。
歩いて5分もかからないのに。
空き缶やペットボトルの不燃ゴミを出しに行ってもらう。地域の収集所に。
歩いて1分。
それでも車で行こうとする。
「近所の人から笑われてしまうよ。
恥ずかしいから歩いて行って。」
と頼むと、
「ついでに◯◯に行くから。」
と、わざわざ他の用事を抱き合わせにかかる。
1回持って行って、それから別の用事とやらに行けば?と思う。
オヤジは人の目なんて全く気にならない。
陰口だって気にならない。
私は気になるけどな。
私自身もそうだし、家族のこともそうだし。
いい家族に見られたい、そんなのではなくて、
せめて「つつましやかな家族」ぐらいには見られていたい。
でもオヤジがなぁ・・・
オレ、今日からウォーキングを始める!
今までに何十回も聞いた。
続いて2日。
3日続いたことあったっけ?
暑いから、寒いから、花粉が飛んでるから、雨が降りそうだから・・・
最初から言い訳を考えている。
続くはずがない。
歩きませんよ〜〜〜、ほんとに。
もともとゴロ寝さんだしねぇ。
* * *
ある日のこと。
まだ次男が幼稚園生だったかな。
冷蔵庫から麦茶を取り出そうとして、
手を滑らせた。
いわゆる麦茶ポット。プラスチック製(?)
麦茶が満杯だったので、重たかったのだろう。
ドンッ と音を立てて割れてしまった。
あたり一面水浸し。
驚いて動けなくなった次男に、
「危ないからちょっと離れてて。」
そう言って遠ざけ、
私は急いで拭き取ろうとしゃがんだ。
ヒューーーーン
何かが頭上を通過。
コトッ
着地。
箱ティッシュ。
箱ティッシュをこっちへ投げ、
オヤジは新聞を読み続けていた。
これで拭けってことらしい・・・
走って来んかーーーーーい!!!
せめて息子を見とかんかーーーーい!!!
こういう時はティッシュじゃ
ムリなんだよーーーー!!!
なんだかとても悲しくて、悔しくて、
涙がぽろぽろ落ちたことを覚えている。
歩かない。
10歩たりとも歩かない。
せつない話でしたね・・・
ああ、あの時、箱ティッシュを投げ返してやればよかった。バーンって顔面にぶつけたらスッキリしたかもなぁ・・・
今日のひと言
あなたの旦那様が、そっと助け舟になってくれる人でありますように・・・
デイリーニュース No.8
朝起きてくるや否や、
オヤジが頭が痛いと訴えてきた。
「頭痛薬、ある?」
と聞かれたので、
2種類の頭痛薬を取り出して見せた。
一つは、お医者さんに処方してもらった薬。
もう一つは、ドラッグストアで買った、
箱がキラキラした即効性の薬。
オヤジは高級感を感じさせるこっちのキラキラを手に取るに違いない。
「じゃあ、こっちをもらうよ。」
予想的中。
キラキラを手に取った。
「一度で治らない時のために、もう一回分 会社に持って行けば?」
「おっ、それはいい考えだ。」
いちいち世話が焼ける。
食後、オヤジは着替えのため階段を上がって行った。
「うわぁぁぁ!」
「あれっ?」
「あれーーーっ?」
2階から、やたらとデカい わめき声。
何、何、今度はいったい何?
ド ド ド ド ド ド
オヤジが駆け下りて来た。
「あれっ? あれっ?」
「何?」
「オレの頭痛薬 知らないか?」
「テーブルの上にある、その箱じゃないの?」
「違う、違う!
オレが、
ポケットに入れた薬だよ!」
そんなの知るかーーーーーーー!!!
知っててたまるかーーーーーーー!!!
あはははは
こりゃまたすごい ~(T=T)~~~
お客さん事件
こんにちは。
一昨日2年ぶりに健康診断に行ったのですが、コロナ感染予防の関係で窓は開いてるし、受診しやすいようにと薄着で行ったものだから、寒くて寒くて💦
しかも、いわゆる自粛太り? 体重と腹囲が・・・ これ以上は書けません!
さらに、身長が7㎜ 減? 50代半ばで縮み始めたのかなぁ。 ううう。
年相応に更けていく覚悟はしているし、無理に若作りはしまいと思っているのですが、いざこういう結果が出ると、かなり凹みます。
もっと運動しないとですね~~!
健診を受けましょう! 健康第一!
* * *
2年ほど前の話。
オヤジの兄一家とおばさんが、わが家に遊びに来ることになった。
このおばさんが来るのは初めて。
うちの家族が5人、お客さんが4人。
9人分の昼食!?
しかも大食漢ばかり。
これは大変だ!
さて、何を作ってもてなすべきか。
なんと、おばさんの好物は「コンニャク」ときた。
コンニャク?
家族が苦手なこれは、私にとってかなり難題。
前日私は必死で考えた。
どの鍋を、どう使って、何を作る・・・
ずいぶん悩んでみたものの、
うちの調理器具では和洋折衷ちぐはぐなものしか作れない。
もうこれは仕方ない。ちぐはぐでもよしとする。
だんご入りの豚汁。
コンニャクの甘味噌ステーキ。
きんぴら。
白和え。
野菜サラダ。
おりぎり。
人気 No.1、豚バラのお好み焼き!
先に作っておけるものと、直前につくるもの。
はぁ~。考えるだけでも大変だ。
買い出し。
飲み物も忘れずに。
あーっ、デザートは?
今日のうちにチーズケーキ焼いとこ。
こうして当日を迎えた。
朝からドタバタと掃除機をかけ、
応接台と他のテーブルを並べてセッティング。
料理をしながら、あれもこれも、どれもこれも。
こんな時、オヤジは興奮しすぎて頭が真っ白になるらしい。
横でおたおたするばかり。
引っ越し祝いで親せきが来た時もこうだった~~!
自分で何か考えられないのか!?
頼むよ。せめて邪魔はしないで!
うううっ、時間が足りないよーーー!!!
「ねえねえ、
オレ、何したらいい?
階段掃除でもしよっか?」
なんて唐突な~~~~~~~~!
何で今、「階段」なの~~~~~~~~!?
うちの階段、10段だけだよ~~~~~!?
もう、黙っといて~~~~~~~~!!!
その後、お客さんが到着。テンパりっぱなしのオヤジ。働きずくめの私。
32センチのフライパンでお好み焼きを4枚。豚汁のだんごを増やしてほしい…なんていうリクエストまで出て、それはそれは忙しかった。しかも、ほぼ完食!?
ひと言付け加えても?
私・・・オヤジの実家で手料理を食べたことがほとんどなくて。正確に言うと二十数年間で1回だけ。
なんか不思議な実家なのよねぇ。
気の小さい私は何も言えないけど。。。
お好み焼きの生地に山芋をすって加えると、ふわふわに焼きあがりますよ!
今日のひと言
あなたの旦那様が、自分の親戚の世話を、あなた任せにしない人でありますように・・・
風邪薬事件
こんにちは。
日中は過ごしやすい季節になりましたね。
天気が良い日には外にでましょう✨
コロナの自粛期間中、人に会わない場所を探して散歩をしました。
私が住んでいるのは、市街地から2駅離れた所で、住宅の多い所です。畑や田んぼもいくらか残っているので、その辺りをてくてく時間をかけて歩きました。息子たちと一緒に。
私は田舎生まれの田舎育ちなので、本当は田舎で暮らしたい。風も空も目に入る景色も、匂いさえもが心地いい。
散歩をしながら、自分はそういう生活を望んでいるんだな、と気づかされました。人生って、なかなか思うようにはなりませんね・・・
このところ一日の気温差が激しく、私も少〜し体調が乱れています。喉のあたりがムズムズしたり、疲れを感じる時があったり。その程度ではありますが、油断はなりません。こんな時だからこそ、体調管理に気をつけねば!
* * *
オヤジは風邪薬を買う。
ドラッグストアで買う。
薬剤師さんに相談はしない。
自分の症状を自分で判断し、
とりあえず高価な薬を買う。
値段が高いと効果も高いと考える。
そんな気もするし、そうでもない気もする。
分からないから、やっぱり私は相談する。
オヤジ、薬を飲む。
翌日、
「この薬は、全然効かない!」
と腹を立てる。
「一日で治る薬なんてないから、2〜3日飲んでみたら?」
私は言う。
翌日、
「この薬はダメだな。」
仕事帰りにまた別の薬を買ってくる。
そんなことの繰り返しで、
うちの薬箱には、
使いかけの薬がわんさか。
何ヶ月か経ち、また調子がちょっと悪くなると、オヤジは薬箱の中を物色。
「これ、誰の?」
・・・
「おとうさんしか買わないんだから、おとうさんのだよ。」
と言っても、
「いや、オレは買ってない。」
と言い張る。
で、また、
「この薬は全然効かない!」
と腹を立て、
次の薬を買ってくる。
ふぅぅぅ、
どうにかなりませんかねぇ。
薬箱の中から、
使用期限切れの薬、
たくさん出て来ますぅ(T . T)
* * *
ある日、オヤジの部屋に乾電池を取りにいった。
オヤジの本棚に、
洗顔フォームが、
8本も並でいるではないか〜〜〜〜!!!
全て同じもの~~~~~~~~!!!
買って満足。
そして、
買った記憶は、
すっかり消えるらしい (ToT)/~~~
この後、乾電池の保管場所を変えました。
もう二度と、洗顔フォームの群生を見たくないので・・・
そう言えば、何年か前に「これはオレが買ったんじゃない」と言い張った育毛剤・・・
他に誰が使うっちゅーねん💦💦💦
今日のひと言
あなたの旦那様が、ある程度自分を管理できる人でありますように・・・
高圧洗浄機事件
こんにちは。
4年前に今の家に引越して来ました。
中古の家というのは、住んでみるといろんな不具合が出てくるもので、それなりにメンテナンスが必要です。しばらく空き家状態だったのが原因なのかなと想像しています。
「家」というのは、やはり 人が住むことで息をするし、人が手を入れることで元気な状態を保つのだろうな・・・と、最近になって実感がわいてきたところです。
一番最初にしたのが、カーテンレールの取り付けでした。
当初1階のサッシ窓には、ぼろぼろに壊れたブラインドがダラ~ンとぶら下がっていました。それが4箇所もあり、ブラインドを新調するには費用が高くかかるし、せっかくのリビングだから明るくしたい。そう思って、自力でカーテンレールを付けることにしたのです。
ホームセンターで材料を購入。出窓が1箇所あるので、そこには窓に沿って曲げられるタイプのレールを買いました。
ブラインドを外すのも、レールを取り付けるのも、そう、私の仕事。
けっこうな体力仕事。
それをじーっと見ているオヤジ。
「おとうさん、マイホームの記念にネジを1本くらい回したらどう?」
と声をかけましたが、
「いや、いいよ。」
オヤジは腕組みをほどくことなく、
脚立の上の私を見上げていました。
とほほほほほほ
* * *
約1年後。
玄関に続く通路と、それを囲む塀。ここの汚れが気になるものの、後回し後回しになっていた。
石畳風の通路はうすく苔がついているのか、雨が降るとぬるぬるで危険。
日当たりのせいか塀にも苔がつき、長年の汚れも相まって、情けないほど見苦しい。
CMなどでよく見る、高圧洗浄機!
高圧水を当てると、シャーーーッと汚れが流れ落ちていくアレ。
オヤジ、
こういう簡単そうに見えるものには、
興味を示す。
そして、
即買い。
さあ、やるぞっ!!!
・・・・が、
ホースがつなげられない。
あーだこーだ言いながらも、
つなげられない。
たまたま通りかかった隣りのご主人が、声をかけてくださった。
「おっ、何をやってるんですか?」
「この辺りをきれいにしようと思ってるんですけど、初めてで使い方から分からなくて。」
( これは私の言葉。オヤジは人に聞けない。)
「ああ、僕、これ得意ですよ。
仕事でも使うんで。
ちょっとやってみましょうか?」
「わあ、すみません。助かります。」
隣りのご主人、ちゃっちゃっちゃー。
「使い方は分かりますか。やってみますね。
こうやって、こうやって、こうですよ。」
シャーーーッ シャーーーッ
「すごい威力ですねー。分かりました!
ありがとうございます!」
「じゃあどうぞ。やってみてください。」
オヤジがノズルを手に取った。
シャーーーッ シャーーーッ
「うわ~~~~~~!
うおっ! うおっ!
すごっ! すごっ!」
オヤジ、
テンション上げてきたーーーーーー!
シャーーーッ シャーーーッ
隣りのご主人は、しばらく様子を見てくださった。ありがたや。ありがたや。
「じゃあ、そろそろ失礼しますね。」
「ほんとにありがとうございました。
助かりました。
おとうさん、お帰りになるってよ。」
シャーーーッ シャーーーッ
「おお、ありがとうございました。」
振り向いたオヤジ。
シャーーーッ シャーーーッ
やさしい隣りのご主人は、
「大丈夫です、大丈夫です。」
そう言いながら帰って行かれた。
本当に、本当に、
ごめんなさ~~~~~~~~い!!!
こんなオヤジで、
ごめんなさ~~~~~~~~い!!!
ご主人の姿が家の中に消えるまで、私は頭を下げ続けた。
シャーーーッ シャーーーッ
オヤジはまだ面白がっている・・・
今日のひと言
あなたの旦那様が、人を高圧洗浄しない人でありますように・・・・
セイタカアワダチソウと秋の空
頼んでみた!事件 その5
こんにちは。
ある日、何かの用事で私の帰りが遅くなり、オヤジに電話して、洗濯物を家の中に入れてほしいと頼んだことがある。
ちなみにオヤジは洗濯物をたたまない。たためないのかもしれない。
これも「教えてくれたらやる」と言ったが、
そんなの適当にやってみればいいことで、鼻からやる気がないのは分かっている。
何でもかんでも、教えれば本当にできるの!? と、私は常々思っている。そんなこと結婚する前に覚えとこうよ。30歳まで独身だったんだから、やる気があればやっていたはず。
きっと、ずっと、ず〜っと、オヤジのママちゃんが お世話をやいてきたんだろうな・・・
会社の寮生活も経験してるはずなのに、なんでだろ?
私は常々首をひねる。
( 私がひねくれて考え過ぎるのかな? )
今回は、【頼んでみた】シリーズ第5弾。
* * *
さてさて、
こんなふうなので、
この日、
洗濯物の取り込みだけを頼んだのだ。
「ただいま〜!」
わ~、なんて不可思議な光景かしらぁ!
すっかり乾ききった洗濯物が、
見事なまでに美しく、
リビングにある4箇所のカーテンレールに、
几帳面に、
30センチ程の等間隔で、
ひとつずつ、
丁寧に、
並べられている!!!
圧巻!!!
美しいーーーーーーー!!!
でも・・・、
オヤジの意図は
何なのーーーーーーー!?!?!?
いろいろ教えたこともあるのですよ。何ひとつ続かなかったし、すぐに きれいさっぱり忘れます。教えるだけ無駄感あります。そんな労力、もったいなくてもう使えません・・・
今日のひと言
あなたの旦那様が、やればできる人でありますように・・・
秋の空・・・ちょっといい気分✨
頼んでみた!事件 その4
こんにちは。
久しぶりの【頼んでみた】シリーズ。
今回は、第4弾になります。
オヤジが残業続きで、帰りが遅かったころ。
長男・次男の2人でお風呂に入る時期が長くあった。
私がベビー三男とお風呂に入るため、長男に次男を頼んだのだ。
長男は小学1年生の時から数年間、次男のお風呂の世話を一手に引き受けてくれていた。弟の体も頭も洗ってくれる、真面目でやさしいお兄ちゃん。すごく助かっていた。
こんな時期だったので、
オヤジに、ひげ剃り用「シェーバー」の置き場所を変えてほしいと頼んだ。
ちょうど子どもの目の高さだったから。
「おとうさん、子どもが触ると危ないから、
高い場所に移してくれないかな?」
「ええっ? どうやって?」
「なんとか工夫してよ。
100均に行けば何かあるんじゃない?
吸盤の付いたケースとか。」
* * *
数日後、
オヤジは吸盤の付いたケースを買ってきた。
なんでココなの〜〜〜〜!?
子どもはおろか、
私だって危ないんですけど〜〜〜!?
オヤジ。
「いいアイデアだと思ったんだけどなぁ。」
オヤジよ、
この位置って、
オヤジがイスに座ったまま、
手に取りやすいって理由だよね?
子どもが危ない、って理由は、
どこに すっ飛んだの~~~~???
今日のひと言
あなたの旦那様が、家族の危険を回避しようと努める人でありますように・・・
「四コマオヤジ」ってタグ、なんなのでしょうね💦
⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩
食パン事件
こんにちは。
高校生の息子がいますと、早朝のお弁当作りから私の一日が始まります。
今は5時起きです。男子弁当はやはり肉料理が中心になりますが、その他にも3~4品は準備しないと弁当箱が埋まりません。大変です。
彼は部活動もやっていて、土日もお弁当。何を入れようか、毎朝毎朝 寝ぼけた頭をフル回転させています。
彼が3番目の息子ですから、私のお弁当作りの歴史もかなり長くなりました。高校卒業まで、もうしばらく頑張ります❗️
今回は、お弁当作りと並行して行われる、朝食時の一コマです。
* * *
長男の中学時代。
部活の早朝練習に出るため、息子も早くから起きていた。
私は時間に追われながら、お弁当作り。
「食パン、自分で焼いてくれる?」
と 息子に声をかけると、
「何分焼けばいい?」
と。
すかさずオヤジが割り込んできた。
「お前、食パンも自分で焼けないのか!?
恥ずかしっ!
お父さんは小学生の時から、
自分で食パンを焼いて食べていたぞ!」
ものすごいドヤ顔だ・・・。
そ、その通り!
オヤジは今でも、
食パンだけは自分で焼いて食べている。
いや、
食パンしか、焼かない。
いや、
食パンしか、焼けない。
オヤジは料理をしない。
一度、私の留守を狙って、
冷凍ギョーザを焼いてみたらしい。
フライパンは焦げ付き、使用不可能なまでに歪んでいた。
ご飯用のしゃもじを使ったらしく、
こちらも先端が溶けて、こげこげになっていた。
米ひとつ、洗えない。
「教えてくれたら やる。」
と言うが、
今までの経験上、
オヤジに教えるなんて、
それこそ面倒くさい。
そうそう。
「オレ、料理教室にでも通おうかな。」
と言ったこともある。
しかも何回も。
「いいよ、いいよ。
是非とも行ってらっしゃい。」
と その都度勧めたが、
もちろん、
下見にさえ行ったことはない。
ちなみに、この時中学生だった息子は学生時代に居酒屋でアルバイトをし、いくらか包丁を使えるようになりました。スマホでレシピを見てパスタなんかを作ってみたり。若い頃に、たくさんの経験をするって大事ですね!
今からウォーキングに行って来ま~~~~す💛
今日のひと言
あなたの旦那様が、料理じゃなくてもいい、あなたを支える何かを持っている人でありますように・・・
ワゴン車事件
こんにちは。
私の田舎は、ものすごく田舎なので、自動車がないと生活が成り立ちません。私も二十歳で免許を取り、田舎道をブイブイ運転していました。若気の至りですね。今ではすっかり、ゆっくりと走るようになりました。でも、年齢とともに判断力が落ちてきているかも。
行楽の秋、皆さん、安全運転しましょ〜〜〜❗️
* * *
3人目のベビーが誕生する前、今までの車ではベビーシートが乗せられないので (チャイルドシートが既に2個 )、新しくワゴン車を購入することにした。
この町に引っ越して来て、最初にママ友になってくれたAさん。子どもが同い年ということもあり、家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっていた。ご主人が自動車会社にお勤めだったので、今回のワゴン車購入を相談することにした。
気さくで明るいご主人だが、「一生に何度もない、高い買い物ですから」と、私たちを《お客様》として丁寧に相談にのってくださった。
悩みの種がナンバープレート! 数字を何にするか いろいろ迷ったが、コレというものが思いつかない。私がこれは?と言えば、それはいやだとオヤジ。とうとう期限までに決めきれず、経験豊富なご主人に一任することにした。
さあ、いよいよ納車の日!
賃貸マンションの駐車場に、ピカピカのワゴン車がやって来た!!!
ご主人。
「ナンバープレートなんですが、
私もいろいろ考えまして、
ご夫婦にピッタリの数字を選びました!
8222、ハニー夫婦です!」
間髪入れずに、オヤジ。
「ヤジ ブーブー、とも読めますね。
ははははは。
これは覚えやすい!」
なんてことを〜〜〜〜〜!!!!!
しばらく固まっていらっしゃったご主人。
「ま、まあ、
そうおっしゃらずに。
お二人はどこから見ても
ハニー夫婦ですよ。」
うまくやりすごしていただいて、
ただただ 感謝です・・・
* * *
Aさん、あの時は本当に申し訳ありませんでした。一生懸命 私たちのために考えてくださったのに、本当にごめんなさい。その後も変わりなくお付き合いをしてくださってありがとうございました。私から見れば、Aさんご夫婦こそ、ハニー夫婦! うらやましい限りです! いつかまたお会いしましょうね!
今日のひと言
あなたの旦那様が、あなたの友人に失礼な態度を取らない人でありますように・・・
バンメシ事件
こんにちは。
これはまだ三男が離乳食を食べていた頃の話。
私は40度超えの高熱が続いていた。
土曜日に近くの医院を受診したのだが、熱は下がらず、経験したことのない激しい頭痛に苦しんでいた。
だが、母親に休みはない。
グラングランに揺れる体を必死に支えながら、どうにか家事をこなしていた。
そして日曜日の午後、とうとう耐えきれなくなり、結婚して以来 初めて布団に伏した。
* * *
夢を見た。
場所は実家の2階で、
その窓から、
行列のようなものが見えた。
皆、黒と白だけの装い。
2、30人ほどの行列。
こちらに向かってどんどん歩いて来る。
だいぶ家に近づいたな、
と思った時、
階段から私の祖父が現れた。
祖父は真っ白な、不思議な服を着ていた。
足にはわらじを履いている。
やさしい微笑みを浮かべて、
「しんこのこ、
お前は今までよく頑張った。
さあ、一緒に行こう。」
と、私の手を取った。
咄嗟に私はこう答えた。
「おじいちゃん、私にはまだやらなくてはならないことが残っています。一緒には行けません。」
私は祖父の手を離し、代わりにポテトチップの袋とノートを握りしめて、先に階段を下りようとした。
キ キ キ キ キ (ふすまが開く音)
「バンメシ何を食べたらいい?」
オヤジのこの声で目が覚めた。
そして見上げると、
期待に胸を膨らませたオヤジの目が、
早く食べたいよ〜、早く、早く、
そう催促しているように見えた。
( ま、マジで・・・? )
私は布団から這い出し、
うどんを作り、離乳食を作り、
再び布団へ・・・
うどんがおいしかったのかな?
隣りの部屋から、オヤジの大きな笑い声と、
子どもたちの声が聞こえていた・・・
* * *
翌月曜日から一週間、私は毎日医院通い。点滴を受け続けた。めまいと吐き気も続き、医師によると、「髄膜炎」になっていたのかもしれない、ということだった。「よくここまで自力で回復したね。」と医師には褒められたが・・・
夢の中で、11年前に他界した祖父の手を離したのが良かったのだろうか? あるいは夕飯を催促したオヤジに感謝すべきなのか?
とにかく、こうして無事に生きながらえているものの、一日たりとも寝込むことを許されない、過酷な二十数年を送っている・・・
ポテトチップ? お腹が空いていたのかなぁ???
追記 :
ファンヒーター事件の時は、成長した息子たちにずいぶん助けてもらいましたよ✨ 洗濯も協力してやってくれたし、ご飯も、長男が弟たちをつれて外に食べに行ってくれました。 あ~ ありがたや~✨
今日のひと言
あなたの旦那様が、せめて病気の時くらい、ゆっくり休ませてくれる人でありますように・・・
元気出していこう!
読書事件
こんにちは。
読書の秋ですね~~!
私はすっかりブログの秋になっていますけど💦
まだ書くことに慣れないもので、
あっちこっち行き来してしまって、
けっこうな時間を費やしています。
絵が下手なのは相変わらずですが、
描くスピードは若干早くなりました。
* * *
昔、オヤジはけっこう本を読んでいた。
しょっちゅう本屋さんに出かけては、新しい本を何冊も購入し、一人でひっそりと読んでいた。
単行本のマンガも多かったけど、
どうやったら仕事がうまくいくか、
どうやったら営業成績が上がるか、
そういう仕事がらみの本もかなり多く読んでいた。
ほほう、
オヤジもいろいろ考えているんだな・・・
仕事のために勉強してるのか・・・
と、
私もある程度評価していた。
ある程度? というのは、
他にもしてほしいことが、たくさんあったから。
* * *
子どもが5歳と3歳くらいのころ。
ある朝、オヤジが一冊の本を抱えて現れた。
「この本、すごくおもしろかったよ。
参考になると思うから、
読んでみて。」
目を輝かせながら そう言って、
私の目の前に置いた。
本のタイトルは、
『男の子はこうして育てる』・・・・・
オヤジは子どもと遊ばない。
触れ合わない。
話だって一方的。
だから、
うちでは、
「とおうさーん、これして~~!」
「おとうさーん、あれしよ~~!」
「おとうさーん、おねが~~い!」
そんな言葉を聞いたためしがない。
そういうことで・・・
「おとうさんが、
この本の中の、何か一つでも実践したら、
読むよ。
参考になるんだったら、
参考にしてみてよ!!!」
・・・こう言ってしまいました。
参考にはなったらしいが、オヤジが実践することはついぞなかった。それ以来、他の本を読んでいても、それ役に立ってるの?・・・ついつい疑ってしまう。
で、
役に立ってるの〜〜〜〜〜〜!?
笑えない話でした。 ガーン
今日のひと言
あなたの旦那様が、目の前の子供たちを可愛がる人でありますように・・・
ファンヒーター事件
こんにちは。
数日前のこと。
寒さにブルブル身をふるわせるふりをしながら、
オヤジが言った。
「そろそろヒーターの準備をしようかね。」
「でも、その前に扇風機を片付けないとね。」
「扇風機は、
一年中出しておいてもいいじゃないか。」
(・・・・・)
オヤジはこれまで、
扇風機の掃除をしたことがない。
納戸に片付けもしない。
全て私。
ファンヒーターもそう。
オヤジは掃除をしない。
私が腰を痛めて以来、
箱にしまう係だけは担当している。
ファンヒーターも、
扇風機も、
一番使うのオヤジですよ、
ね?
片付けもせんか〜〜〜〜〜い!!!
* * *
2年前の正月休み。
オヤジ、
ファンヒーターの前を独占。
そこからテレビを見ていた。
本当は近くで見たいだろうに、
ファンヒーターから離れられない。
一時間後、
二時間後、
足の裏が冷たいらしい。
温め中・・・
三時間後、
おおーーーーーー!
しゃがみ込んで、
オシリを掻いてますーーーーーー!
熱くなり過ぎたんだねーーーーーー!
* * *
この後、私・・・
高熱を出して倒れました〜〜〜〜〜〜〜
オヤジの後ろ姿を見ているのが、
よほど辛かったのでしょう・・・
ひゅるるるるぅぅぅぅ
今日のひと言
あなたの旦那様が、家でもお仕事をやってくれる人でありますように・・・
ランニングマシーン事件
こんにちは。
数年前まで、
うちにはランニングマシーンがありました。
部活を引退して運動不足になった長男と、
ダイエットを目標としていた私が使うために買ったもの。
ウォーキングからランニングまで、いろいろなスピードに設定できます。
私はウォーキングコースでだいぶ歩いたのですが、ダイエットは成功ならず。たぶん、それ以上に食べていたのかな・・・?
* * *
ある日のこと。
2階から下りてくると、
子どもたちが どんよりとしている。
異様な雰囲気。
どうしたの?
オヤジがランニングマシーンに乗っていた。
上半身は裸体。
短パンははいているものの、
でっぷりとしたお腹の肉が
その上にあふれ出している。
伸びきらない猫背。
靴下をぴちーっと伸ばし、
首にタオルを巻いて、
白いイヤホンを垂らしている。
誰の歌かは分からないが、
顔を左右に振りながら、
自分の世界に入り込んで熱唱中。
そして・・・
恐ろしく、
スローーーモーーーショーーーン
遅い。
歩くより遅い。
ぬた~~ ぬた~~ ぬた~~
10分歩いたオヤジ。
「あ~~!
よく歩いた!!!」
扇風機の前に座り、
アイスクリームをなめ始めた・・・
よほど衝撃的だったのか、息子たちは未だにオヤジのこの歩き方を エア で真似しては苦笑しています。 ~( T=T )~
私は80年代黄金ポップス、明菜姫の「スローモーション」が、どうしても浮かんでしまいます・・・
今日のひと言
あなたの旦那様が、さわやかな姿で歩く人でありますように・・・